☆答えはこちら→中和の計算(基本)(問題と答え)
☆解説授業はこちら→中和の計算(逆滴定、食酢の濃度の問題も解説しています)
※原子量:H=1, C=12, N=14, O=16, Na=23, S=32, Cl=35.5, K=39, Ca=40, Fe=56, Ba=137
※以下の問題は全て有効数字2桁で答えよ。
①水酸化ナトリウム4.0gをちょうど中和するには、0.20mol/L硫酸が何mL必要か。
②0.10mol/L塩酸100mLと、ちょうど中和する気体のアンモニアは標準状態で何Lか。
③0.20mol/Lのシュウ酸水溶液10mLに、濃度不明の水酸化ナトリウム水溶液を滴下して中和滴定したところ、25mL必要であった。水酸化ナトリウム水溶液のモル濃度を求めよ。
④1.26gのシュウ酸二水和物の結晶を一定量の水に溶かした。この水溶液を中和するには0.50mol/L水酸化バリウム水溶液は何mL必要か。
⑤標準状態で4.48Lの二酸化炭素を、ちょうど中和する1.0mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液は何mLか。
⑥0.10mol/Lの硫酸水溶液を(ア)で10mL測り取って、コニカルビーカーに入れ、指示薬を少量加えた。この溶液に、濃度不明のアンモニア水を(イ)から滴下したところ、20mL滴下したとき、溶液は(ウ)色から(エ)色になり中和点に達した。
1)ア~エに適する語を入れよ。また指示薬は何が適するか。
2)アンモニア水のモル濃度を求めよ。
⑦0.10mol/Lの塩酸10mLと0.10mol/Lの硫酸水溶液40mLを混合した。この混合溶液10mLを0.20mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液で滴定するには、水酸化ナトリウム水溶液は何mL必要か。ただし、混合溶液の体積は、各溶液の体積和としいてよい。
⑧1.0mol/Lの硫酸20mLに、ある量のアンモニアを吸収させた。アンモニアを吸収させたあとの溶液は酸性であり、これを中和するのに0.50mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液が36mL必要だった。吸収させたアンモニアは何gか。また指示薬は何が適切か。
⑨市販の食酢を(ア)で10mL測りとり100mLの(イ)に入れて10倍に水で希釈した。この水溶液を10mL測りとって三角フラスコに入れ、指示薬を加えた後、0.0mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液で滴定したところ、7.0mL滴下したとき、ちょうど中和した。
1)ア、イに適当な器具名を入れよ。また、指示薬は何が適しているか。
2)もとの食酢に含まれる酢酸のモル濃度を求めよ。
3)もとの食酢に含まれる酢酸の質量パーセント濃度を求めよ。ただし、食酢の密度は1.0g/㎤とする。
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【その他参考になる解説】
①塩の加水分解と弱酸遊離の原理(弱酸の性質によって起きる現象)
②中和の計算を極める問題(複数の反応を扱った問題の解法、弱酸(弱塩基)遊離→逆滴定)
③pHの計算(対数を使った計算、pOHとの関係、水のイオン積Kwについても解説しています)
④塩の水溶液の液性(硫酸水素カリウムの水溶液の液性が酸性になる理由についても解説しています)
「化学計算の王道」シリーズは『思考訓練の場としての体系化学』(GHS予備校)を参考にしています。
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~参考~
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