音が同じなら意味が同じになる(漢文文法)
漢字には表音文字としての側面もあり、音が同じ(似ている)なら、本来の意味以外の意味を持つこともある。 ①烏・悪:ともに「いずくンゾ~」と訓読し反語を表す。 →烏(カラス)が紛らわしいものの例えとして使われていたので、疑問 … “音が同じなら意味が同じになる(漢文文法)”の続きを読む
漢字には表音文字としての側面もあり、音が同じ(似ている)なら、本来の意味以外の意味を持つこともある。 ①烏・悪:ともに「いずくンゾ~」と訓読し反語を表す。 →烏(カラス)が紛らわしいものの例えとして使われていたので、疑問 … “音が同じなら意味が同じになる(漢文文法)”の続きを読む
①等位接続詞:「而」「則」など ②従位接続詞:「毎」「雖」など →「接続詞 S’ V’, S V~」の語順しかない(日本語的)。「S V~接続詞 S’ V’」の語順はない。 … “漢文文法における接続詞”の続きを読む
①名詞以外を修飾する。 ②副詞は、被修飾語の前に置くのが基本(日本語と同じ) ※参考:修飾語の語順 ※ただし、後置修飾する場合もある。 【例】 漢軍及諸侯兵囲之数重(漢軍及び諸侯の兵、之を囲むこと数重なり) →「漢軍及諸 … “漢文文法における副詞”の続きを読む
①日本人であれば見てだいたい形容詞であると分かる。分からないものには注がつく。 ②漢文文法あるいは英文法で考えれば形容詞であるが、日本語には形容詞として存在しない単語は形容動詞となっている。 詳しくはこちら→漢文文法から … “漢文文法における形容詞”の続きを読む
形容動詞という他の言語にはない謎の品詞について、漢文文法の視点から考えてみます。 (1)日本語にない形容詞が、形容動詞となった 海紺碧 は漢文文法で考えれば、第2文型の文である(be動詞に相当する「是」が省略されている) … “漢文文法から考える形容動詞”の続きを読む
①日本人なら見てだいたい動詞と分かる。分からないものには注がつく。 ②送り仮名から読み方を考える。読み方が分かれば意味が分かる。 【例】 「逐フ」→「オフ」と読む。→「追放する」という意味だと分かる。 ③他動詞(目的語を … “漢文文法における動詞”の続きを読む
①日本人ならば、それが「名詞である」と見てだいたい分かる。分からないものには注がつく。 ②送り仮名に「ハ」「ヲ」「ニ」などの助詞がついている(漢文には助詞はない。そのため、助詞は送り仮名で表すしかない) ③名詞は、SかO … “漢文文法における名詞”の続きを読む
①前置詞とは、名詞の前に置く言葉(詞)のこと。 ※日本語の助詞は「後置詞」とも呼ばれる。 →漢文に助詞(後置詞)はない。そのため日本語にするときは送り仮名で補わないといけないときがある。 ②前置詞には返り点が打たれる。な … “漢文文法における前置詞”の続きを読む
①Vは自動詞(目的語を必要としない動詞) 【例】 日昇 涙落 鳥飛 ※日本人であれば、「日」「涙」「鳥」が主語で、「昇」「落」「飛」が動詞であると判断できる。 ②主語は省略されることがある(英語では、主語の省略はできない … “漢文における第1文型 SV”の続きを読む
(1)漢文においては、日本語の感覚では名詞に思える漢字でも動詞になったりなど、1つの漢字が様々な品詞になることがあります。 そのため、複数の品詞が考えられる場合は、語順によって品詞を確定させる必要があります。 ①名詞と動 … “1つの漢字が様々な品詞になる(漢文文法)”の続きを読む