置き字(読まない漢字)を文法的に考える
③助詞を送り仮名として読むときは前置詞自体は読まない漢字(いわゆる「置き字」)となる。
③助詞を送り仮名として読むときは前置詞自体は読まない漢字(いわゆる「置き字」)となる。
①「能」=can ②「当」「応」=must ③「宜」=may ④「須」=should, need ⑤「未」=have+not+過去分詞 ~ yet ⑥「将」=be about to ※再読文字に関してはこちら→再読文字を … “漢文文法における助動詞”の続きを読む
「再読文字」という品詞は存在しない。つまり文法的に考えて「再読文字」というものは漢文にはない、ということになる。 再読文字とは、1つの漢字を古文和訳するときに、1つの古文単語で訳すことができなかった漢字のことである。 ☆ … “再読文字を文法的に考える”の続きを読む
①一人称:「我」「吾」「余」「予」など ②二人称:「爾」「汝」など ☆二人称(尊称):「子」「君」など ③三人称:「彼」「其」「之」など ④近称:「此」「是」「之」など ⑤遠称:「彼」「其」 ※こちらを参照してください→ … “漢文文法における代名詞”の続きを読む
漢字には表音文字としての側面もあり、音が同じ(似ている)なら、本来の意味以外の意味を持つこともある。 ①烏・悪:ともに「いずくンゾ~」と訓読し反語を表す。 →烏(カラス)が紛らわしいものの例えとして使われていたので、疑問 … “音が同じなら意味が同じになる(漢文文法)”の続きを読む
①等位接続詞:「而」「則」など ②従位接続詞:「毎」「雖」など →「接続詞 S’ V’, S V~」の語順しかない(日本語的)。「S V~接続詞 S’ V’」の語順はない。 … “漢文文法における接続詞”の続きを読む
①名詞以外を修飾する。 ②副詞は、被修飾語の前に置くのが基本(日本語と同じ) ※参考:修飾語の語順 ※ただし、後置修飾する場合もある。 【例】 漢軍及諸侯兵囲之数重(漢軍及び諸侯の兵、之を囲むこと数重なり) →「漢軍及諸 … “漢文文法における副詞”の続きを読む
①日本人であれば見てだいたい形容詞であると分かる。分からないものには注がつく。 ②漢文文法あるいは英文法で考えれば形容詞であるが、日本語には形容詞として存在しない単語は形容動詞となっている。 詳しくはこちら→漢文文法から … “漢文文法における形容詞”の続きを読む
形容動詞という他の言語にはない謎の品詞について、漢文文法の視点から考えてみます。 (1)日本語にない形容詞が、形容動詞となった 海紺碧 は漢文文法で考えれば、第2文型の文である(be動詞に相当する「是」が省略されている) … “漢文文法から考える形容動詞”の続きを読む
①日本人なら見てだいたい動詞と分かる。分からないものには注がつく。 ②送り仮名から読み方を考える。読み方が分かれば意味が分かる。 【例】 「逐フ」→「オフ」と読む。→「追放する」という意味だと分かる。 ③他動詞(目的語を … “漢文文法における動詞”の続きを読む