暗記系の勉強の流れは、
①目標を決める(テストを設定する)→②暗記(インプット)する→③期限にテストをする→④テストでできなかった単語は3回以上復習する
です。
(1)目標を決める(テストを設定する)
「◇日までに〇〇個単語を覚えよう」といったように目標を設定します。語数としては、英単語であれば1週間に100語~200語で設定したいところです。1週間でこれぐらいの語数を覚えられるようになっていないと、受験には間に合いません。
また、週に1回テストを設定して実施しましょう。テストを目標とすることで、学習しやすくなります。学校で単語テストが実施されているのであれば、それを目標にしても構いません。
英単語や古文単語は毎週実施するようにしましょう。もし、学校の単語テストでは語数が足りない場合は、追加のテストを自分で設定しましょう。
さらに、英単語や古文単語以外の暗記テスト(社会・理科・漢字など)も必要であれば、自分で設定するようにしましょう、
(2)工夫しながら暗記(インプット)をする
目標を決めたら、暗記をしていきます。ただし、以下のことに注意しましょう。
①「1日20語ずつ覚えて1週間で100語覚える」とはしない。
実はこの覚え方は効率が悪いです。なぜなら「忘れてしまう」からです。
1週間で100語覚えるのであれば、「100語を頭に入れることを7回繰り返す」ほうが記憶に残ります。
②「ただ読むだけ」「ただ書くだけ」はNG
ただ単語を目で追うだけ、あるいは全ての単語を5回ずつ書く、といった暗記法は効率が悪く、時間の無駄と言えます。
また、書くこと自体に効果はあると思いますが、全ての単語を回数やページ数を決めて書く意味はありません。必要だと思ったら、必要な回数書けばよいのです。
クイズ形式やテスト形式で覚えるのが基本です。赤シートなどで隠して答えられるかを繰り返したり、友達や先生にランダムにテストしてもらったりするのがよいでしょう。
③自分なりの工夫を試してみる。
インプットの効率を上げるための工夫をしましょう。
☆こちらを参考にしてください→暗記(インプット)の効率を上げるために工夫しましょう! 暗記(インプット)の効率を上げるための具体的な方法をご紹介します!
☆暗記をする時間を日々の学習に取り入れましょう→短期的な学習計画(日々の学習計画)の立て方(優先順位を決めよう)
(3)テスト後は必ず復習する
期限がきたら、テストを実施しましょう。
そして、テストでできなかった単語は必ず復習するようにしましょう。
単語テストを受けたのに、間違えたものをそのままにしてしまう生徒がけっこういますが、これはテストが無駄になってしまうので絶対にやめましょう。
せっかく現時点で覚えきれていない単語が明らかになったので、最低3周は復習するようにしましょう。
☆こちらも参考にしてください→テスト(定期試験、模試、単語テスト、小テストなど)を活用しよう、テストはただ受けるだけに意味はありません。
~参考~
☆【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!
☆解説動画・授業動画一覧(英語・数学・国語・理科・社会・小論文・勉強法)
学習計画の王道
(1)長期的な学習計画を確認しよう(受験勉強を5つの期間に分けよう)
(2)中期的な学習計画(テストや模試に向けての学習計画)の立て方
☆問題集の周回こそ勉強です。数学・理科の勉強法の基本は問題集の周回です。
☆「授業を受けるだけ」に意味はありません。授業は活用することで初めて意味を持ちます。
☆やるべきことをリスト化しよう! リスト化するときの注意点と工夫
(3)短期的な学習計画(日々の学習計画)の立て方(優先順位を決めよう)
☆時間が足りないときの対処法、やりたいことが多くて間に合わないときの対処法
大学受験で成功するためにやるべきこと一覧
(4)学習計画の王道
(5)勉強法の王道
(6)思考力