(1)長期的な期限を確認する
①長期的な期限を設定する
基礎事項を網羅するまでの期限を設定します。
- 7月末(理想的な期限、東大・京大・医学部に余裕を持って合格したい人向け)
- 9月末(推奨期限、難関国立大学を目指す人向け)
- 11月末(デッドライン、これを過ぎたら中堅以上の国公立大学受験は諦めざるを得ない)
この3つのうち、志望校や現在の学習状況を考えて、長期的な期限を設定しましょう。
②①の期限から残り何週間かを確認する。
※こちらで期限まで何週間か確認できます→今週から期限まで残り何週間か確認しよう!
③受験科目の基礎事項が網羅できていない単元数を数える。
「基礎事項を網羅」とは、「基本問題」や「例題」といった問題が自力で解ける状態です。「その単元を3周以上周回したか」を目安とするとよいでしょう。
※基礎事項一覧はこちら→教科別勉強法(英語・数学・国語・理科・社会・小論文)
④「③÷②」を計算し、1週間に取り組まないといけない単元数を確認する。
※短期的な(数日~1週間程度)学習計画についてはこちら→短期的な学習計画(日々の学習計画)の立て方(優先順位を決めよう)
(2)中期的な目標(テスト、模試、英検など)を設定する。
なるべく具体的に設定しましょう(教科ごと、点数、偏差値、順位、〇〇に勝つなど)。
※英検の受検をするのであれば、英検も目標に設定する。
※中期的な目標の設定についてはこちら→中期的な目標の設定の仕方(問題、課題、対策を区別する)
(3)(2)を達成するためにやるべきことを列挙する。
なるべく具体的に、すべて、列挙しましょう(使用するテキスト、ページ数、単元数など)。
※英検の勉強のためにやるべきことも列挙する。
(4)計画表、チェック表、やることリストを作る
(3)で列挙したことを以下の3つにまとめましょう。
- 日付入りのカレンダーなどにまとめる。
- チェック表を作る。
- リスト化する(やることリストに列挙する)。
※計画表やチェック表は、自分でルーズリーフに作成してもよいし、スマホやタブレットのカレンダーやアプリなどを使用してもよい。
ただし、カレンダーにまとめる、チェック表を作る、リスト化をするときに注意すべきことが2つあります。
- 毎日見る場所にまとめる
- なるべく1カ所にまとめる(分散させない)
この2つを守りましょう。
この2つを守りましょう。詳しくはこちら→やるべきことをリスト化しよう! リスト化するときの注意点と工夫
※計画を立てるときは、3周は復習することを目標に設定する。詳しくはこちら→問題集の周回こそ勉強です。数学・理科の勉強法の基本は問題集の周回です。
☆テストや試験直前(数日前~1週間前)になったら
テスト・定期試験・模擬試験あるいは入試の1週間前ぐらいになったら、残りの時間でやるべきことをリスト化しましょう。
そこまでの学習計画が順調に進んでいようが、計画通りに進んでいなかろうが、ひとまず残りのやるべきことを書き出してみて、一度状況を整理してみるとよいでしょう。
そして、やるべきことを残りの日時に割り当てて、本番までにやり切るようにしましょう。
☆中期的な学習計画ができたら、日々の学習計画を立てましょう→短期的な学習計画(日々の学習計画)の立て方(優先順位を決めよう)
~参考~
☆【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!
☆解説動画・授業動画一覧(英語・数学・国語・理科・社会・小論文・勉強法)
学習計画の王道
(1)長期的な学習計画を確認しよう(受験勉強を5つの期間に分けよう)
(2)中期的な学習計画(テストや模試に向けての学習計画)の立て方
☆問題集の周回こそ勉強です。数学・理科の勉強法の基本は問題集の周回です。
☆「授業を受けるだけ」に意味はありません。授業は活用することで初めて意味を持ちます。
☆やるべきことをリスト化しよう! リスト化するときの注意点と工夫
(3)短期的な学習計画(日々の学習計画)の立て方(優先順位を決めよう)
☆時間が足りないときの対処法、やりたいことが多くて間に合わないときの対処法
大学受験で成功するためにやるべきこと一覧
(4)学習計画の王道
(5)勉強法の王道
(6)思考力