タフ構文とは何か?(不定詞の意味上の目的語が文の主語になる構文、なぜ”This river is dangerous to swim in.”のinが必要なのかも解説しています)【英文法のすべて】

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(2)解説授業の原稿

タフ構文とは

タフ構文とは、文の主語が不定詞の意味上の目的語になっている構文のことを言います。

タフ構文の例

例文で確認します。

The problem is tough to solve.(この問題は解くのが難しい。)

この文では不定詞はtoughという形容詞を修飾しているので、副詞的用法となります。

そしてThis problem が文の主語ですが、意味の上ではsolve の目的語となっています。つまり、意味の上ではsolve this problemとVO関係となっており、文の中では主語であるthis problemが意味の上では目的語となっています。

このように、文の主語が不定詞の意味上の目的語となっているような特殊な構文のことをタフ構文と呼びます。

This river is dangerous to swim in.のinはなぜ必要か

次のような例文も考えます。

This river is dangerous to swim in.(この川は泳ぐには危険だ。)

swim inとThis riverの関係はswim in this river のようにVO関係となっており、文の主語であるThis river が意味上の目的語となっています。

今回の文で特に注意しないといけないのは、inを忘れないようにすることです。

もしinがなければ、swim this river の関係になってしまい、文法的におかしくなってしまいます。なぜなら、swimは自動詞であり、動詞の後ろに目的語を取ってはいけないからです。

こういった場合は、inのような前置詞を書くのを忘れないようにしましょう。

(3)解説授業の内容を復習しよう

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(5)参考

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