「忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで」の解説

①枕詞・序詞・掛詞

・なし

②助動詞と助詞の文法的説明

・「ど」は逆接の接続助詞

・「に」は完了の助動詞の連用形

・「けり」は詠嘆の助動詞の終止形

・「は」は係助詞

・「や」は疑問の係助詞(連体形結び)

③句切れ

・二句切れ

→「けり」は終止形

④現代語訳

人に知られまいと恋しい思いを隠していたけれど、とうとう隠し切れずに顔色に出てしまったことだ。恋に思い悩んでいるのかと、人が尋ねるほどまでに。