(1)解説授業動画
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(2)解説授業の原稿
タフ構文とは
タフ構文とは、文の主語が不定詞の意味上の目的語になっている構文のことを言います。
タフ構文の例
例文で確認します。
The problem is tough to solve.(この問題は解くのが難しい。)
この文では不定詞はtoughという形容詞を修飾しているので、副詞的用法となります。
そしてThis problem が文の主語ですが、意味の上ではsolve の目的語となっています。つまり、意味の上ではsolve this problemとVO関係となっており、文の中では主語であるthis problemが意味の上では目的語となっています。
このように、文の主語が不定詞の意味上の目的語となっているような特殊な構文のことをタフ構文と呼びます。
This river is dangerous to swim in.のinはなぜ必要か
次のような例文も考えます。
This river is dangerous to swim in.(この川は泳ぐには危険だ。)
swim inとThis riverの関係はswim in this river のようにVO関係となっており、文の主語であるThis river が意味上の目的語となっています。
今回の文で特に注意しないといけないのは、inを忘れないようにすることです。
もしinがなければ、swim this river の関係になってしまい、文法的におかしくなってしまいます。なぜなら、swimは自動詞であり、動詞の後ろに目的語を取ってはいけないからです。
- 英語を学習する上で必要な5文型の基礎知識(なぜ5文型を勉強する必要があるのか、文の要素S, V, C, Oと品詞、自動詞と他動詞、修飾語、補語の働き、各文型のポイントと訳し方についても解説しています)
こういった場合は、inのような前置詞を書くのを忘れないようにしましょう。
(3)解説授業の内容を復習しよう
(4)不定詞(英文法)の解説一覧
①不定詞の3つの用法(名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法の判別の仕方、副詞的用法の様々な意味)
②不定詞の形容詞的用法の2つの関係(VO関係とSV関係、なぜa house to live inのinが必要なのか)
③タフ構文とは何か?(不定詞の意味上の目的語が文の主語になる構文、なぜThis river is dangerous to swim in.のinが必要なのかも解説しています)
④準動詞(不定詞、分詞、動名詞)の意味上の主語(例文を使って解説しています)
⑤原形不定詞をまとめました!(知覚動詞、使役動詞、help、受動態にするときの注意点、had better、would rather、cannot but、All you have to do is~)
⑦stop ~ingは「~するのをやめる」、stop to do ~は「~するために立ち止まる」になる理由を解説します。
⑧「~するのに時間やお金がかかる」を英語でどのように言いますか?(It takes (人) 時間 to do~、It costs (人) お金 to do~、spend 時間・お金 (on) ~ing)
☆その他の英文法の解説授業はこちら→英文法の解説動画・授業動画一覧
(5)参考
☆覚えるべきイディオム一覧(助動詞、受動態、不定詞、分詞、動名詞、関係詞、比較、否定、群前置詞、動詞、名詞、形容詞、副詞)
☆ここに受験英文法が全てまとめてあります→英文法のすべて(解説・授業・確認テスト一覧)