「心にも あらでうき世に ながらへば 恋しかるべき 夜半の月かな」の解説

①枕詞・序詞・掛詞

・なし

②助動詞と助詞の文法的説明

・「に」は断定の助動詞の連用形

・「も」は係助詞

・「で」は打消しの接続助詞

・「ば」は順接仮定条件の接続助詞(もし~ならば)

・「べき」は当然の助動詞の連体形

・「かな」は詠嘆の終助詞

③句切れ

・句切れなし

④現代語訳

これから先、自分の希望とは違って、このつらい世の中を生きながらえたならば、きっと恋しく思うに違いない今夜の月であるなあ。