(1)「先生や親に言われたからやる」をやめよう
「先生や親に言われたからやる」「先生や親に怒られないために勉強している」という意識で勉強していても、学力は向上しませんし、大学受験で成功することは難しいです。
なぜなら、このような意識の人は主体的に、自発的に、能動的に、積極的に学ぶことができず、多くの学びの機会を失っているからです。また、目的意識もなく勉強していても、その勉強の効率は悪くなります。
しかし、多くの(中間以下の学力の)生徒は、このような意識を植え付けられています。
これは、現在の教育の最も大きな問題の1つなので、むしろ大人の側が改善しなければいけないことです。ただ、現状として、教育業界や大人の側は、この問題の解決に取り組むつもりはあまりなく、改善は難しいと思います。
今できることは、一人一人が「先生や親に言われたからやる」「先生や親に怒られないために勉強している」という意識から脱却し、目的意識をもって、主体的に、自発的に、能動的に、積極的に学ぼうとすることです。
(2)「自分でできるようになること」を目的としよう
受験勉強に限らず、勉強や学習というものの目的は「自分でできるようになること」です。
この目的意識をもって、授業、テスト、問題集、過去問、宿題などを活用するようにすれば、効率よく学習ができるようになります。
☆効率的な勉強方法についてはこちら→勉強法の王道
(3)授業、テスト、問題集、過去問、宿題など全てを活用しよう
「自分でできるようになること」という目的意識をもって、授業、テスト、問題集、過去問、宿題など全てを活用するようにしましょう。
「全て」です。
「学校の授業はただ受けるだけ」「塾の授業は復習しない」「テストや模試は受けたらそれで終わり」「問題集は言われたところを1回だけ解いて終わり」「宿題は怒られないように提出しさえすればいい」
こういった意識から抜け出しましょう。
何かを学んだのであれば、それを復習できる形で残し、「自分でできるようになる」まで復習しなければ、時間を無駄にすることになります。
逆に、「自分でできるようになる」という目的意識さえ持っていれば、授業もテストも問題集も宿題も効率よく活用できるようになります。少なくとも、効率よく活用しようと工夫するようになるでしょう。
その工夫しようとすることが何より重要なのです。
※以下に授業、テスト、問題集、宿題、長文の活用の仕方をまとめてあります。ぜひ参考にしてください。
☆「授業を受けるだけ」に意味はありません。授業は活用することで初めて意味を持ちます。
☆テスト(定期試験、模試、単語テスト、小テストなど)を活用しよう、テストはただ受けるだけに意味はありません。
☆問題集の周回こそ勉強です。数学・理科の勉強法の基本は問題集の周回です。
☆宿題を活用しよう、宿題を提出すること自体に意味はありません。
☆長文系(英語長文、現代文、古文、漢文)の勉強法、「ただ読んで終わり」としないようにしましょう!
~参考~
☆【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!
☆解説動画・授業動画一覧(英語・数学・国語・理科・社会・小論文・勉強法)
大学受験で成功するための目的意識
①目的意識を持とう、勉強の目的は「自分でできるようになること」です。
②正しい努力をしないと徒労となってしまう(どういった勉強法が徒労となっていしまうのか、正しい努力をするための根本的な考え方)
④「授業を受けるだけ」に意味はありません。授業は活用することで初めて意味を持ちます。
⑤テスト(定期試験、模試、単語テスト、小テストなど)を活用しよう、テストはただ受けるだけに意味はありません。
⑥問題集の周回こそ勉強です。数学・理科の勉強法の基本は問題集の周回です。
⑦宿題を活用しよう、宿題を提出すること自体に意味はありません。
⑧長文系(英語長文、現代文、古文、漢文)の勉強法、「ただ読んで終わり」としないようにしましょう!
大学受験で成功するためにやるべきこと一覧
(4)学習計画の王道
(5)勉強法の王道
(6)思考力