主体の判別は、古文読解において非常に重要です。古文読解で意味を取り違えたり、内容を正しく理解できない大きな理由は「主体(主語)が分からない」ことです。しかし、古文の時代の人々は、主体が書かれていなくても間違えることなく読めたわけです。ということは、主語が書かれていなくても、主語を判別する方法があるということになります。 |
(1)解説授業
☆主体の判別の3つのポイントを解説します!(①敬語、②接続助詞、③古文常識、例文による解説もしています)
※演習問題の解説のみをご覧になりたい場合はこちら→主体の判別演習問題(主語が変わりにくい接続助詞、主語が変わりやすい接続助詞、古文単語「うつくし」、敬意の方向についても解説しています)
【主体の判別を理解するために必要な知識】
①意味で注意すべき敬語「参る・奉る・侍り・候ふ・聞こゆ・給ふ」(二種類の意味を持つ敬語、謙譲語の「給ふ」を使うときの条件についても解説しています)
②敬意の方向(誰から誰への敬意を表すか)の解説(二方面への敬意、二重敬語、絶対敬語、自敬表現についても解説しています)
③接続助詞「ば・を・に・が・ど・ども・と・とも・て・して・で・ものの・ものを・ものから・ものゆゑ」の接続と意味(「ば」の訳し分けについても例文を使って解説しています)
(2)確認テスト一覧
~参考~
☆接続助詞「ば・を・に・が・と・とも・ど・ども・て・して・で・つつ・ながら・ものの・ものを・ものから・ものゆゑ」解説・テスト一覧
☆古文文法の解説動画・授業動画一覧(基礎知識、用言、係り結びの法則、助動詞、助詞、識別、敬語、和歌、主体の判別)
☆古文文法のすべて(基礎知識、用言、係り結びの法則、助動詞、助詞、識別、敬語、和歌、主体の判別)
☆テーマ別に古文単語をまとめています→古文単語