「秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影のさやけさ」の解説

①枕詞・序詞・掛詞

②助動詞と助詞の文法的説明

・「より」は起点を表す格助詞

③句切れ

・句切れなし

④現代語訳

秋風に吹かれてたなびいている雲の切れ間から、もれでてくる月の光は、なんと清らかで澄みきっていることであろう。

⑤その他解説

・「さやけさ」は形容詞「さやけし」の語幹に接尾語の「さ」がついて名詞化した語。