「思ひわび さても命は あるものを 憂きに堪へぬは 涙なりけり」の解説

①枕詞・序詞・掛詞

・なし

②助動詞と助詞の文法的説明

・「は」は係助詞

・「ものを」は逆接の接続助詞

・「ぬ」は打消しの助動詞の連体形

・「なり」は断定の助動詞の連用形

・「けり」は詠嘆の助動詞の終止形

③句切れ

・句切れなし

④現代語訳

つれない人のことを思い悩んで、それでも命だけはどうにかあるものの、この辛さに耐えかねるて、涙ばかりがあふれることだ。