「嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る」の解説

①枕詞・序詞・掛詞

・なし

②助動詞と助詞の文法的説明

・「つつ」は反復を表す接続助詞

・「は」は係助詞

・「かは」:「か」「は」はともに係助詞で、合わせると反語になる。

③句切れ

・句切れなし

④現代語訳

あなたが来てくださらないことを嘆き哀しみながら独り寝をする夜の明けるまでの時間が、どれほど長く感じられるものか、あなたはご存じなのでしょうか、いや、ご存じないのでしょうね。

⑤その他解説

・「ぬる」は「動詞「寝(ぬ)」の連体形