「もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし」の解説

①枕詞・序詞・掛詞

・なし

②助動詞と助詞の文法的説明

・「より」は限定を表す格助詞(~よりほかに)

・「も」は係助詞

③句切れ

・二、三句切れ

→「思へ」は命令形、「山桜」は「山桜よ」と呼びかけている。

④現代語訳

私がおまえをしみじみと愛しく思うように、おまえも私を愛しく思ってくれよ。山桜よ。花のお前よりほかに私の心を理解してくれるものはいないのだ。