「あはれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな」の解説

①枕詞・序詞・掛詞

・なし

②助動詞と助詞の文法的説明

・「も」は係助詞

・「べき」は当然の助動詞の連体形

・「は」は係助詞

・「で」は打消しの接続助詞

・「ぬ」は強意の助動詞の終止形

・「べき」は推量の助動詞の連体形

・「かな」は詠嘆の終助詞

③句切れ

・句切れなし

④現代語訳

わたしを哀れだと同情してくれるはずの人も思い浮かばないで、あなたを恋しく思いながら、私の身はきっとむなしく死んでしまうのだろうなあ。