サイトアイコン 大学受験の王道

宿題を活用しよう、宿題を提出すること自体に意味はありません。

(1)何のために宿題をやるのか

「宿題を何のためにやるのか」と考えたことはありますか?

おそらく、ほとんどの人が「先生に怒られないため」だと思います。

しかし、それは本当に宿題をやる目的なのでしょうか? ただ宿題をやって提出することに意味はあるのでしょうか?

(2)宿題の本来の目的は「自分でできるようになること」

宿題の本来の目的は「自分でできるようになる」ために復習することのはずです。

しかし、ほとんどこの目的は失われ、「先生に怒られないために提出すること」自体が目的となってしまっています。いわゆる「手段の目的化」となってしまっており、これでは宿題をやるのは時間の無駄となってしまいます。

大学受験で成功するためには、時間を浪費することはできないので、宿題を本来の目的で取り組む必要があります。

※この考え方は質問をするときでも同様です→【学習効果の高い質問の仕方】読むこと、調べること、考えることの代行をさせてはいけません!

※添削を依頼するときでも、この考え方が重要です→添削を依頼するときの注意点

(3)復習をしよう

宿題を意味のあるものにするためには、復習をすることです。

分からなかった単語や言葉あるいは公式などは、整理して覚え直しましょう。特に長文系の宿題は「答えを書いて丸付けをして終わり」としている生徒がほとんどだと思うので、改善が必要です。

間違えた問題や復習したい問題は、解き直しましょう。最低3回は解き直してください。

(4)現状として

ただ現状として、先生の側が宿題の本来の目的を理解していない場合が多いです。ただ宿題を出して「生徒にやってこさせて、提出させる」こと自体が目的となっている先生がほとんどなのが現状です。

このような状況では、宿題が本来の目的に適ったものになっていないことが多いです。

例えば、漢字の書き取りの宿題などがその最たる例です。すべての漢字や英単語などを決まった回数書くというのは、かなり効率の悪い勉強法です。(ただし、「書いて覚える」ということは、効果があります。「すべて」を「決まった回数」書くことは無駄なのです。単純作業になってしまうと頭は働きませんし、書く必要のないものを書くのは無駄です。「書いて覚えたいものだけを、必要な回数書いて覚える」これが最適です。)

このような本来の目的に適っていない宿題はやらないほうがよいのですが、そうもいかない場合が多いのが現状です。

上手く折り合いをつけてください、というアドバイスしか送れないのが心苦しいところです。


~参考~

【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!

教科別勉強法(英語・数学・国語・理科・社会・小論文)

解説動画・授業動画一覧(英語・数学・国語・理科・社会・小論文・勉強法)

大学受験で成功するための目的意識

目的意識を持とう、勉強の目的は「自分でできるようになること」です。

正しい努力をしないと徒労となってしまう(どういった勉強法が徒労となっていしまうのか、正しい努力をするための根本的な考え方)

「なぜ」と「なに」をとことん調べよう

「授業を受けるだけ」に意味はありません。授業は活用することで初めて意味を持ちます。

テスト(定期試験、模試、単語テスト、小テストなど)を活用しよう、テストはただ受けるだけに意味はありません。

問題集の周回こそ勉強です。数学・理科の勉強法の基本は問題集の周回です。

宿題を活用しよう、宿題を提出すること自体に意味はありません。

長文系(英語長文、現代文、古文、漢文)の勉強法、「ただ読んで終わり」としないようにしましょう!

なぜ勉強をするのか

勉強をする理由は「いい会社に就職するため」ではない

大学受験で成功するためにやるべきこと一覧

(1)大学受験で成功するための勉強量

(2)大学受験で成功するための生活習慣

(3)大学受験で成功するための目的意識

(4)学習計画の王道

(5)勉強法の王道

(6)思考力

(7)大学受験で成功するための課外活動(部活)

(8)大学受験で成功するための精神力

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