反実仮想の助動詞「まし」の活用表・接続・意味【古文文法のすべて】

①活用表(特殊型)

②接続

→未然形接続
※「弱い助動詞」の分類。

③意味

→反実仮想(もし~ならば……だろうに)、ためらいの意志(~しようかなあ)、反実の願望(~ならいいのに)
※反実仮想の構文がなくて、疑問語(「誰」「何」「いづれ」「いかに」「いかが」「や」「か」など)を伴うときは、ためらいの意志の意味になる。
※反実仮想の構文がなく、疑問語もないときは、反実の願望の意味になる。

【反実仮想(もし~ならば……だろうに)の基本構文】

→「~ましかば……まし」「~ませば……まし」「~せば……まし」「未然形+ば……まし」

☆解説授業

反実仮想の助動詞「まし」の意味と訳し分け(反実仮想・ためらいの意志・反実の願望の訳し分けについて解説しています)


~参考~

反実仮想の助動詞「まし」の解説・テスト一覧

反実仮想の助動詞「まし」の確認テスト

助動詞(古文)一覧(活用表・接続・意味)

助動詞(古文)解説・テスト一覧

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