(1)テストで目標とする点数を取れない理由は、勉強量が足りていないからです。
「勉強が苦手」「成績が伸びない」「テストで点が取れない」といっている生徒は、とにかく勉強量が足りていません。
入試を含めてテストは、出題範囲が決まっているので、出題範囲を全て学習すれば、理論上、満点となるはずです。もちろんミスやイレギュラーな状況があるので、必ず満点を取れるとはなりませんが、それでも7~8割を下回っているのであれば、勉強量が足りていないと言えます。
☆参考:大学入試までに学習しないといけない範囲はこちら→教科別勉強法(英語・数学・国語・理科・社会・小論文)
※結局のところ、ここにまとめられていることを全て学習すれば大学に合格できます。
(2)「勉強したのにできない」理由は、復習が足りないからです。
「出題範囲を勉強したのにテストで点が取れない」と言う生徒は、復習ができていません。
出題範囲の問題を1回解いたぐらいで、できるようになるのならば苦労はありません。必ず解き直しをしてください。
「解き直しているのにできるようにならない」と言う生徒は、やはり復習ができていません。
復習とは、1~2回問題を解くことを言うのではありません。「自分でできるようになるまで」解き直すことを言うのです。
最低でも3週は解き直すように学習計画を立てましょう。もちろん必要であれば、「自分でできるようになるまで」3回でも4回でも何回でも解き直してください。
☆参考:自分でできるようになるために復習しよう、復習のタイミングと管理の仕方
(3)時間が足りないのであれば、効率的に学習できるように工夫しましょう。
まずは「そもそも必要な量の努力をしなければいけない」と認識できたでしょうか?
この認識から目をそらさないようにしましょう。何か魔法のような、努力をしなくても楽に成果が手に入る方法を、塾や先生に求めてはいけません。結局、「自分で」できるようにならなければ意味がないのです。
では、「量」が必要であると理解したのであれば、次に「質」を考えましょう。つまり、学習を効率よくするための工夫を考えます。
効率のよい勉強法はこちらにまとめてあります→勉強法の王道
この「勉強法の王道」を参考に、常に効率のよい勉強をする工夫を怠らないようにしましょう。
「常に」です。
「もっと効率のよい勉強法はないだろうか」「もっと効率のよい覚え方はないだろうか」「本当にこれは効率的なのだろうか」こういった問いを常に問い続け、工夫し続けてください。思考停止をした瞬間、成長は止まります。試行錯誤を忘れないでください。そうしていれば、学校の定期試験ごときで悩むことはなくなります。
そして、それが大学受験へのスタートラインなのです→大学受験のスタートライン解説動画(努力の量と質を最大にしようとしましょう。「大学受験の価値とは何か」についても解説しています)
~参考~
☆【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!
大学受験で成功するための勉強量
①自分でできるようになるために復習しよう、復習のタイミングと管理の仕方
③「家でやればいいじゃん」と思う生徒へ、わざわざ自習室で勉強する必要はあるのか?
④午前中に勉強していますか? 入試を意識するなら必ず午前中に勉強しよう!
⑥大学受験のスタートライン(努力の量と質を最大にしようとしましょう。「大学受験の価値とは何か」についても解説しています)
大学受験で成功するためにやるべきこと一覧
(4)学習計画の王道
(5)勉強法の王道
(6)思考力