(1)例題
以下の分子やイオンの電子の総数を答えよ。
①N2、②H2O、③CO、④OH-、⑤O2、⑥Mg2+
(2018年センター試験本試化学基礎第1問問3より)
(2)例題の答案
①14個、②10個、③10個、④16個、⑤10個
(3)解法のポイント
電子の数を考えるときは、まず原子番号を確認します。
イオンでなければ、
原子番号=電子の数
となります。
しかし、イオンの場合は、電子の数は変わります。
陽イオンの場合、イオンの価数だけ電子が少なく
陰イオンの場合、イオンの価数だけ電子が多くなります。
この関係に注意してください。電子はマイナスの電荷をもっているので、電子が増えるということは、電荷は減るということであり、電子が減るということは、電荷は増えるということになります。
(4)参考
☆化学の解説動画・授業動画一覧(化学基礎・理論化学・無機化学・有機化学・高分子化合物)