文法事項で出てくる単語の語源をまとめています。語源から考えると、その意味がより理解しやすくなります。
①完了・存続の助動詞「たり」=てあり
②完了・存続の助動詞「り」=あり
③推量(スイカカエテ)の助動詞「むず」=むとす
④現在推量・現在の婉曲の助動詞「らむ」=あらむ(動詞「あり」+推量の「む」)
⑤過去推量・過去の婉曲の助動詞「けむ」=きむ(過去の「き」+推量の「む」)
⑥推量(カイスギトメテヨ)の助動詞「べし」=うべし(「当然だ」の意)
⑦伝聞・推定の助動詞「なり」=音あり
※「なり」は聴覚情報によって推定する助動詞となる。
⑧推定の助動詞「めり」=見あり
※「めり」は視覚情報によって推定する助動詞となる。
⑨断定・存在の助動詞「なり」=にあり
⑩接続助詞「で」=「ずて」
⑪添加の副助詞「さへ」=添へ
~参考~
☆古文文法の解説動画・授業動画一覧(基礎知識、用言、係り結びの法則、助動詞、助詞、識別、敬語、和歌、主体の判別)
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