(1)ネクステ系(ネクステージやヴィンテージなど)は不要?
ネクステ系(ネクステージやヴィンテージなど)の問題集は、今まで英文法教材の定番でした。
しかし、共通テストではセンター試験のような文法問題は出題されません。
よって、一般的な国立大学受験対策において、ネクステ系の教材はその役目を終えたと言えるでしょう。
ただし、一部の私立大学では、文法問題が多く出題されるので、そのような大学の受験を考えている場合は、有効な対策となります。
(2)ネクステ系は初学者向けではない
いまだ学校によっては英文法の基礎修得の段階で(初学者の段階で)、ネクステ系の問題集を使う場合がありますが、これは効果が薄いです。
なぜなら、1つの文法事項について1問しか問題がないからです。これでは、文法理論を身に着けることは難しいでしょう。
ネクステ系は文法問題が重要な得点源となっている場合(一部の私立大学を受験する場合)の仕上げとしての教材であり、文法理論の基礎を身に着けるための教材でないことを、生徒も先生も理解しておいてください。
英文法の基礎を身に着けたいのであれば、1つの文法事項に対して様々なタイプの問題が載っている参考書や問題集を使用してください。
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