漢文文法における関係詞
漢文において、英語の関係詞に相当する漢字は以下の3つである。 ①「者」 ②「之」 ③「所」 ※それぞれ名詞節(句)をつくる働きをする。 ※ただし、英語の関係詞と違い、節の先頭に持って来る必要はない。 【例】 楚人有鬻楯与 … “漢文文法における関係詞”の続きを読む
漢文において、英語の関係詞に相当する漢字は以下の3つである。 ①「者」 ②「之」 ③「所」 ※それぞれ名詞節(句)をつくる働きをする。 ※ただし、英語の関係詞と違い、節の先頭に持って来る必要はない。 【例】 楚人有鬻楯与 … “漢文文法における関係詞”の続きを読む
漢文において、修飾語の語順は、 修飾語+被修飾語 が基本となる(日本語的) ①形容詞 →漢文や日本語において形容詞(句・節)が後ろから名詞を修飾すること(後置修飾)はない(英語はできる) ②副詞 →副詞は、被修飾語の前に … “修飾語の語順(漢文文法)”の続きを読む
①Vには主に知覚動詞や使役動詞などが来ます。 ②SVOCのOとCの関係は、主語述語の関係となりますが、漢字には格による語形の変化がないので、SVOCであっても、SVS’V’と見えます。 【例】 夜 … “漢文における第5文型 SVS’V'(SVOC)”の続きを読む
①Vは他動詞(目的語を必要とする動詞) ②他動詞には返り点が打たれます。なぜなら、英語や漢文はSVO1O2の語順でも、日本語は「SはO1にO2をVする」の語順となるからです。 ③目的語の前に、目的格を表す前置詞(於・以な … “漢文における第4文型 SVOO”の続きを読む
①Vは他動詞(目的語を必要とする動詞) ②他動詞には返り点が打たれます。なぜなら、英語や漢文はSVOの語順でも、日本語は「SはOをVする」の語順となるからです。 ③目的語の前に、目的格(~を)を表す前置詞(於・以など)が … “漢文における第3文型 SVO”の続きを読む
①漢文における第2文型は、 ⅰ)S 是 C ⅱ)S 非 C です。ⅰ)が肯定文で、ⅱ)が否定文です。 「是」はbe動詞に相当する漢字で、「非」はbe not に相当します。 ただし、「是」は基本的に省略されるので、文の要 … “漢文における第2文型 S(V)C”の続きを読む
①語順変化が起きやすい →強調、バランス、リズム、対句などによる倒置 ※特にバランスやリズムを重視する傾向が強く、そのための語順変化を厭わない。 【例】 「陥子之楯以子之矛」よりは「以子之矛陥子之楯」の方が好まれる。 → … “漢文文法の特徴”の続きを読む
訓読(書き下し文)とは、漢文を古文の時代の人が和訳したもののことです。つまり、昔の日本人が漢文をどのように読んだかが、訓読(送り仮名や返り点)に表れているのです。 古文の時代の人が、古文文法の知識だけで(英文法の知識がな … “訓読(書き下し文)は漢文の「古文和訳」である”の続きを読む
まず、「句形=漢文文法」ではありません。 句形とは構文であり、文法要素を含む例文のことです。 そうなると「漢文文法」とは何でしょうか? もちろん、漢文は「文」であるので、文法が存在します(そもそも文法が存在しない「文」は … “「漢文文法」とは何か?”の続きを読む
ここで漢文文法を全て学習できます。 ※そもそも「漢文文法」が何かについてはこちら→「漢文文法」とは何か? ※訓読(書き下し文)とは何か→訓読(書き下し文)は漢文の「古文和訳」である ※漢文文法は英文法と漢字の知識で理解で … “漢文文法のすべて”の続きを読む