受身・尊敬・可能・自発の助動詞「る」「らる」の活用表・接続・意味【古文文法のすべて】

①活用表(下二段型)

※「る」「れ」は識別に注意→「る」「れ」「らむ」の識別(受身・尊敬・可能・自発の助動詞「る」、完了・存続の助動詞「り」、現在推量の助動詞「らむ」)

②接続

→未然形接続

③意味

→受身(~れる)、尊敬(~なさる)、自発(自然と~する、~せずにはいられない)、可能(~できる)
※「思ふ・思ひ出づ・泣く・笑う」など心の動きを表す動詞についたときに、自発の意味になりやすい。
※尊敬語を伴うときは、尊敬の意味にならない
※鎌倉中期(徒然草)まで、「る」「らる」が可能の意味になるときは、打消を伴わないといけない(鎌倉中期以降は、打消を伴わずに単独で可能の意味を表すことができる)
※無生物が主体のときは、受身の意味になりにくい(なることもある)。

☆解説授業

受身・尊敬・可能・自発の助動詞「る・らる」の意味と訳し分けのポイント


~参考~

受身・尊敬・可能・自発の助動詞「る」「らる」の解説・テスト一覧

受身・尊敬・可能・自発の助動詞「る」「らる」の確認テスト

助動詞(古文)一覧(活用表・接続・意味)

助動詞(古文)解説・テスト一覧

古文文法の解説動画・授業動画一覧(基礎知識、用言、係り結びの法則、助動詞、助詞、識別、敬語、和歌、主体の判別)

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