答案を書くときは、他人(採点者)が混同しない字で答案を書くようにしましょう。
必ずしもキレイな字である必要はありませんが、混同するような字は減点されるリスクがあります。
(1)「他人(採点者)」が混同しないことが重要
まず注意したいのが、「他人(採点者)」が見間違えないかどうかが重要であるということです。
「自分が分かればいい」というわけではありません。
試験の採点は他人がするので、その人が見間違えないような字で書くようにしましょう。
例えば、aとuの区別がつきにくい人は多いのですが、appleと書いてもuppleと判断されて×にされる可能性があります。
たとえaとuが分かりにくいとしても、文脈やスペルから「おそらくappleだろう」と判断することはできますし、普通であれば、そう読んでくれます。
しかし、それをaとするかuとするかは、結局他人が判断することになってしまい、正解にしてもらえるか、自分では確信が持てなくなります。
このような不安をわざわざ残す意味もありませんし、「大学受験に合格するため」という目的を考えるのであれば、混同されるような字は改めるべきです。
(2)混同されやすい字
「a」と「u」
「r」と「v」
これらは特に注意しましょう。
また、bやl(エル)の数学や理科での書き方は、先生の書き方をマネするようにしましょう。
(3)混同されやすい字が治らない原因
注意されても、混同されやすい字を書いてしまう原因は2つあります。
①不注意
一番多いのは不注意です。
書こうと思って書いていないけど、無意識に書いてしまうというパターンです。
「普段から注意して書き、分かりやすい字を書くクセをつける」ことが対処法となります。
そのため、普段から分かりにくい字の指摘をしてもらえる環境にいるのが望ましいです。
②頑迷さ
もう1つの原因として、「言われても直そうとしない」という人がいます。
例えば、数学でbの書き方を頑なに変えない人はいませんか?
「字の書き方なんて自由だろ」「読めれば何でもいい」という考えは、全くその通りだと思いますし、「字を自由に書く権利」を他人が侵害することはできないのも間違いありません。
しかし、(1)でも書きましたが、試験の採点は他人が行います。採点者が「upple」だと言えば、それは「upple」になってしまいます。
この頑迷さは、少なくとも「大学入試に合格する」という目的から言うと、良いとは言えません。
「減点されるかもしれないリスク」を考慮した上で、その頑迷さを持ち続けることが大切だと思うのであれば、何も言うことはありません。
~参考~
☆【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!
☆解説動画・授業動画一覧(英語・数学・国語・理科・社会・小論文・勉強法)
勉強法(アウトプット、表現力)
①表現(アウトプット)に必要なものは構造の理解と要素のストックです
②マネ(模倣)をすることで効率よく学習しよう! 「学ぶ」ことは「まねる」ことなのです。
大学受験で成功するためにやるべきこと一覧
(4)学習計画の王道
(5)勉強法の王道
(6)思考力