マネ(模倣)をすることで効率よく学習しよう! 「学ぶ」ことは「まねる」ことなのです。

(1)「学ぶ」=「まねる」

「学ぶ」と「まねる」は音が似ていると思ったことはありませんか? 実は「学ぶ」と「まねる」は語源が同じ言葉なのです。

つまり、「学ぶ」とは「マネ(模倣)をすることである」と言うこともできるのです。

実際に、我々は何かを学習するとき、過去誰かが積み上げてきた功績や考え方のマネをしています。

公式や法則は過去の科学者が導いたものを使っているし、言葉や言語は過去それを使ってきた人たちの模倣をしています。

そのため、「誰かの考え方、話し方、使い方などをマネ(模倣)する」ということを意識することは、学習において非常に重要なことなのです。

(2)構造をまねる

マネをすることで効率よく学習できるものとして「構造」があります。

「構造」とは文章を書いたり話したりするときの、要素(言葉やフレーズなど)の組み合わせの順番のことです。

表現力は構造の理解と要素のストックで養うことができますが、この構造の理解にマネ(模倣)は役立ちます。

ぜひ、論理的な文章やスピーチなどの、説明や話す順番、段落構成などをマネしてみてください。構造はそのままマネをし(パクり)、あとは自分なりの要素を配置すれば、表現の完成です。

☆表現(アウトプット)についてはこちら→表現(アウトプット)に必要なものは構造の理解と要素のストックです。

(3)要素をパクる

表現のための構造だけでなく、要素もマネをしていきましょう。

要素とは構文やフレーズなどのことですが、誰かが使っている表現や、模範解答などで使われている表現などは、どんどんパクりましょう。

たまに模範解答をパクることをためらう人がいますが、その模範解答もきっと誰かの表現のパクりなので、気にする必要はありません。

というより、我々が書いたり話したりする文章はほぼ全て、誰かのパクりの組み合わせです。親や先生や有名人が使った言葉を使い、本や漫画で描かれている文章をマネして、我々は話したり書いたりしているのです。

完全にオリジナルの自分だけの表現・言葉は、「創作」あるいは「芸術」と言います。「創作や芸術も既存のものの組み合わせに過ぎないのではないか」という議論はさておき、少なくとも大学受験での表現ということを考えれば、創作は必要ありません。(むしろ「創作」してしまうと点数をもらえなくなる可能性があります。)

先生や模範解答や教科書や参考書などの表現やフレーズはどんどんパクり、要素のストックをどんどん増やしていきましょう。

☆表現(アウトプット)についてはこちら→表現(アウトプット)に必要なものは構造の理解と要素のストックです。


~参考~

【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!

教科別勉強法(英語・数学・国語・理科・社会・小論文)

解説動画・授業動画一覧(英語・数学・国語・理科・社会・小論文・勉強法)

勉強法(アウトプット、表現力)

表現(アウトプット)に必要なものは構造の理解と要素のストックです

マネ(模倣)をすることで効率よく学習しよう! 「学ぶ」ことは「まねる」ことなのです。

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