☆この記事は、自分から質問ができる人向けです。そもそも自分から質問ができない人はこちらをご覧ください→自発的に質問しよう!
※質問が見つからない場合は、こちらのチェックをしてみましょう→自分が理解できているかチェックしよう! 自分が理解していない場所を発見しよう!
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(1)やってはいけない質問の仕方
①適切なやり方で質問をしましょう
先生などに質問して対話の中で学んでいくというのは効率の良い学習法です。
しかし適切なやり方で質問をしないと、学習効果が低くなってしまい、質問した方も質問されたほうも損をしてしまうことがあります。
☆参考:知的な対話をしよう
②やってはいけない質問の例
「この問題がわかりません」「この問題の解き方を教えてください」といった質問の仕方はしないようにしましょう。
また「~を解説してください」といった質問もよくありません。例えば「化学の蒸気圧がわからないので解説してください」といった質問の仕方をする人が多いのですが、僕は基本的にこういった質問には応じません。
勉強は自分でできるようになるためにやっているので、読むこと、調べること、考えることを他人に代行させてはいけません。
(2)学習効果の高い質問の仕方
①事前に解説をよく読む
質問をする前に解説や参考書を自分でよく読んでください。
②事前に可能な限り調べる。
質問をする前に辞書や参考書などを可能な限り自分で調べてください。
解説や参考書などを読んですぐわかったり、辞書や参考書あるいはネットなどを調べて簡単に分かったりするようなことを、わざわざ先生に聞かないようにしましょう。それはもはや怠慢です。
先生と呼ばれる人たちは教えたがりなので、たとえこのような質問の仕方でも丁寧に詳しく答えてくれるでしょう。しかしそれが逆によくないのです。それを続けていくと自分で読んだり、自分で調べたり、自分で考える力を失っていくので注意してください。
③正しい質問の仕方の例
ではどのような質問をするべきなのかというと、例えば解説や参考書などを読んだ上で、「この解説の、この部分がわからない」といったような聞き方や、「この部分の因果関係がわからない」や「ここの式変形がわからない」、「なぜこう言っているのかが分からない」といったように具体的に聞くようにしましょう。
また「この言葉や公式などを調べるには何を調べたらよいかわからない」といった聞き方や、「もっと詳しく知るためにはどうすればよいか」といった聞き方をしましょう。
このようにすることで、自分で読んで調べて考えることをした上で、さらに力をつけることができます。
④必ずメモを残す
そして最後に質問対応の中で学んだことは必ずメモに残してください。メモは解説や参考書などを復習するときに見る場所に書き込むようにしましょう。
せっかく時間を使って質問をしたのに何も残さなければ時間の無駄となってしまいます。必ず学んだことは残す癖をつけましょう。
☆参考:勉強法の基本中の基本:学んだことは復習できるように残そう
☆メモの取り方についてはこちら→効率の良いメモのとり方解説動画
(3)本当の自学
ちなみに学習をしている中で、疑問に思ったことを質問する前によく読みよく調べよく考えると、多くは自分で解決でき、質問しなくても良くなります。そしてそれでいいのです。
「自分で読み、自分で調べ、自分で考え、そして自分で学ぶ」それが勉強の本来の形です。それでもわからないことは、質問するようにしましょう。
☆この考え方は添削を依頼するときにも重要です→添削を依頼するときの注意点
☆この記事は、自分から質問ができる人向けです。そもそも自分から質問ができない人はこちらをご覧ください→自発的に質問しよう!
※質問が見つからない場合は、こちらのチェックをしてみましょう→自分が理解できているかチェックしよう! 自分が理解していない場所を発見しよう!
~参考~
☆【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!
☆解説動画・授業動画一覧(英語・数学・国語・理科・社会・小論文・勉強法)
対話による学び
・【学習効果の高い質問の仕方】読むこと、調べること、考えることの代行をさせてはいけません!
☆自分が理解できているかチェックしよう! 自分が理解していない場所を発見しよう!
大学受験で成功するためにやるべきこと一覧
(4)学習計画の王道
(5)勉強法の王道
(6)思考力