漢文文法における動詞

①日本人なら見てだいたい動詞と分かる。分からないものには注がつく。

②送り仮名から読み方を考える。読み方が分かれば意味が分かる。

【例】

「逐フ」→「オフ」と読む。→「追放する」という意味だと分かる。

③他動詞(目的語を必要とする動詞)には返り点が付く。なぜなら英語や漢文で「SVO」となっていれば、日本語訳は「SはOをVする」となるからである。

④自動詞であれば第1文型(SV)か第2文型(S(V)C)、他動詞であれば第3文型(SVO)か第4文型(SVOO)か第5文型(SVS’V'(SVOC))となる。