①Vは他動詞(目的語を必要とする動詞)
②他動詞には返り点が打たれます。なぜなら、英語や漢文はSVO1O2の語順でも、日本語は「SはO1にO2をVする」の語順となるからです。
③目的語の前に、目的格を表す前置詞(於・以など)がつけられる場合もあります(前置詞は省略されやすい)
④O1とO2の位置が入れ替わったり、Sの前に来たりします(漢文では倒置が起きやすい)
【例】
我与彼金 I gave him money.
→「我与金彼」としてもよい。
→「我与彼以金」と、O2の前に格を表す前置詞「以」が入ることもある。
→「我以金与彼」としてもよい(「以金」を強調している)
→「以金与彼」となることもある(倒置と主語の省略)