古文における活用形の考え方の順番(①活用語の下を見る、②係り結び、③活用表)【古文文法のすべて】

)解説授業動画

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(2)解説授業の原稿

活用形の考え方の順番

活用形の考え方を確認します。

ある活用語が文の中で未然形・連用形・終止形・連体形・已然形・命令形のどの活用形なのかを考えることは、古文文法で最初に学習することですが、その考え方の順番がちゃんと身についていない方が多いように感じます。

その考え方は、以下の順番で考えることが重要です。

①活用形を考えるときは、まず下の単語を見るようにしましょう。
②次に文末のときは係り結びに注意してください。
③そして最後に活用表を考えるようにしましょう。

そもそも日本語が活用するのは、下の単語に合わせるためです。であれば、活用形を考えるときは、まず下の単語から見るのが自然であると思います。

下の単語がどの活用形を要求する単語なのかを確認します。そのどの活用形を要求するかを接続といいます。そのため、古文文法を考えるときは単語の接続が重要となるのです。

そして、下の単語を見てもどの活用形か分からないときに、活用表を使って考えるようにしましょう。

古文が苦手だと考えている学生の多くは、活用形を考えるときにまず活用表を考えようとしてしまいます。今後はそのような考え方はやめて、そもそもなぜ活用するのかといった原理から考えて判断するという思考の流れを身につけましょう。

(3)解説授業の内容を復習しよう

活用形を答える練習問題

(4)古文の基礎知識の解説授業一覧

古文文法の学習はまずここから始めよう→歴史的仮名遣いのルール

古文における品詞と活用の考え方(自立語、付属語、用言、活用語、活用形の判断の方法についても解説しています)

活用形の考え方の順番(①活用語の下を見る、②係り結び、③活用表)

(5)用言(古文)の解説授業一覧

動詞(古文)で注意すべきこと(活用の種類、活用を覚える動詞、ア行・ヤ行・ワ行の区別の方法)

形容詞(古文)で注意すべきこと(補助活用が文法的に重要である理由、ク活用とシク活用の判別についても解説しています)

形容動詞(古文)で注意すべきこと(形容動詞か「名詞+なり」かの判別の仕方についても解説しています)

補助活用が文法的に重要な理由を解説します!

(6)参考

動詞(古文)の活用表一覧(四段活用・上一段活用・下一段活用・上二段活用・下二段活用・ナ変・ラ変・カ変・サ変)

形容詞(古文)の活用表一覧(ク活用・シク活用)

形容動詞(古文)の活用表一覧(ナリ活用・タリ活用)

助動詞(古文)一覧(活用表・接続・意味)

助詞(係助詞・格助詞・接続助詞・副助詞・終助詞・間投助詞)一覧(意味・接続・用法)

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