正弦波の式

(1)例題

x軸の正の向きに正弦波が進行している。下図は、時刻t〔s〕が0sと0.1sのときの、位置x〔m〕と媒質の変位y〔m〕の関係を表している。時刻t(t≧0)、位置xにおける媒質の変位を表す式を答えよ。

ただし、

このどちらかの形で答えよ。

(2018年センター試験本試物理第3問A問1改)

(2)例題の答案

(3)解法のポイント

正弦波の一般的な式が理解できているかを問う問題です。

それぞれの文字が何を意味しているかを考えて、それぞれを1つずつグラフから求めていきましょう。

(4)必要な知識

①正弦波の式

②波の基本式

(5)理解すべきこと

正弦波の式y=Asin{2π/T(t-x/v)+α}の原理(位相とは何かについても解説しています)

波の正体は媒質の単振動である(y-xグラフとy-tグラフ、縦波についても解説しています)