感情を表す動詞の注意点(surpriseの意味は「驚く」ではない、surprisingとsurprisedの使い分け)【英文法のすべて】

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(2)解説授業の原稿

感情を表す動詞とは

感情を表す動詞とは、例えば、

surprise / bore / excite / satisfy / interestなど

の動詞のことです。

感情を表す動詞の意味

これらの動詞で注意したいことは、意味が「~する」ではなく「~させる」という意味になることです。

例えば、surpriseならば、「驚く」ではなく「驚かせる」という意味になります。surpriseを「驚く」と訳さないように注意してください。

  • bore:退屈させる
  • excite:興奮させる
  • satisfy:満足させる
  • interest:興味を持たせる

感情を表す動詞の分詞形

surpriseは「驚かせる」という意味なので、現在分詞のsurprisingの意味は「驚かせている」、過去分詞のsurprisedの意味は「驚かされる」という意味になります。

特に注意したいのは、surprisedが過去分詞なので、「驚いた」という意味にはなりません。過去分詞はあくまで、受け身を表します。

現在分詞と過去分詞の使い分け

これらをふまえて、次の2つの文を英語に直してみます。

そのニュースは驚きだ。 ➝ The news is surprising.

「そのニュースが驚かせている」なので、現在分詞を使います。

私は驚いた。 ➝ I was surprised.

このように、「私は驚かされた」なので、過去分詞を使って受動態で表します。

以上のように感情を表す動詞は現在分詞か過去分詞かで間違えやすいので注意しましょう。

(3)解説授業の内容を復習しよう

感情を表す動詞テスト

(4)分詞(英文法)の解説一覧

分詞の基本中の基本(現在分詞か過去分詞かの正しい判断の方法)

感情を表す動詞の注意点(surpriseの意味は「驚く」ではない、surprisingとsurprisedの使い分け)

分詞構文のルール完全解説(接続詞・主語・動詞の変化の仕方、独立分詞構文、分詞構文の意味上の主語、分詞構文の時制、being/having beenの省略、否定の分詞構文)

付帯状況のwith(with his legs crossingが文法的に誤りである理由についても解説しています)

準動詞(不定詞、分詞、動名詞)の意味上の主語(例文を使って解説しています)

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(5)参考

分詞(英文法)の解説・授業・確認テスト一覧

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覚えるべきイディオム一覧(助動詞、受動態、不定詞、分詞、動名詞、関係詞、比較、否定、群前置詞、動詞、名詞、形容詞、副詞)

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