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助動詞の知っておくべき重要な意味の例文(問題と答え)【英文法のすべて】

☆問題のみはこちら→助動詞の知っておくべき重要な意味の例文(問題)

☆助動詞の意味はこちら→助動詞の知っておくべき重要な意味

☆解説授業はこちら→【推量の意味を持つ助動詞(can, wll, may, should, must)の解説】過去形は「過去の推量」ではなく「弱い推量」となります!「過去の推量」の表し方、can’t, should have p.p.についても解説しています。


①That can’t be true.

→それは真実のはずがない。
※can’tには不可能(~できない)以外に推量の否定(~はずがない)の意味がある。

②She can’t have seen him.

→彼女は彼を見たはずがない。
※推量の意味の助動詞can’tに過去の意味を持たせるためには、過去形にするのではなく、助動詞+have+p.p.とする。
※She couldn’t see him.であれば「彼女は彼を見ることができなかった」という意味。

③Can you give me a pen?

→ペンを貸してください。
※依頼のcan
※willでもよい。

④Could you speak more slowly?

→もっとゆっくり話していただけませんか。
※依頼のcan
※Can you ~? / Will you ~?よりも、Could you ~? / Would you ~?の方が丁寧な言い方になる。

⑤Can I use your pen?

→君のペンを使ってもいい?
※許可のcan
※許可をする場合は、Sure. / Go ahead. / Yes, of course. / If you wish.などと言う。

⑥May I ask you a favor?

→お願いしてもよろしいですか。
※許可のmay
※Can I ~?よりもMay I ~?の方が堅い言い方になる。初対面やフォーマルな場ではMay I ~?を使う。

⑦May the Force be with you!

→フォースと共にあらんことを。
※祈願のmay
※祈願のmayは倒置になることに注意。
※映画『スター・ウォーズ(STAR WARS)』の有名なフレーズ。

⑧Whatever may happen, I will not be surprised.

→たとえ何が起きようとも、私は驚きません。
※譲歩のmay
※譲歩のmayは譲歩を表す副詞節(whateverやasなど)の中で用いる。
※譲歩のmayは和訳しなくてもよい。

⑨That might be true.

→それは本当かもしれない。
※mightは現在のことの推量(~かもしれない)を表す(過去の推量を表さない)。

⑩He might have missed the train.

→彼はその電車に乗れなかったかもしれない。
※may have p.p / might have p.p.は過去の推量(~だったかもしれない)を表す。

⑪You must keep quiet here.

→ここでは静かにしていないといけない。
※must:~しなければならない(義務)・~にちがいない(推量)

⑫He must be very young.

→彼はとても若いにちがいない。
※must:~しなければならない(義務)・~にちがいない(推量)

⑬You have to think more carefully.

→もっと慎重に考えなければいけない。
※have to do ~:~しなければいけない(義務)
※mustよりは強制の意味が弱い。

⑭You must not drive if you have drunk.

→お酒を飲んだら運転してはいけない。
※must not:~してはいけない(禁止)
※「~しなくてもよい」はdon’t have to do ~、「~のはずがない」はcan’tを用いる。

⑮You don’t have to explain it.

→それを説明しなくてもよい。
※don’t have to do ~:~しなくてもよい=don’t need to do ~

⑯We had to run.

→私たちは走らなければならなかった。
※mustに過去形がないため、「~しなければいけなかった」はhad to do ~を用いる。

⑰I must have been asleep then.

→私はそのとき眠っていたにちがいない。
※mustの推量の意味(~にちがいない)を過去の意味にするためにmust have p.p.にしている。

⑱Accidents will happen.

→事故というものは起こるものだ。
※習慣(~するものだ)のwill

⑲He won’t care what I say.

→彼は私の言うことをどうしても気にしなかった。
※強い意志(どうしても~する)のwill

⑳I would often travel alone when I was a college student.

→大学生のころ、よく一人で旅をしたものだ。
※習慣(~するものだ)のwillの過去形
※過去の習慣のwouldは動作のみを表す。また、wouldは副詞(oftenなど)を伴うのが普通。

㉑There used to be a big tree in front of this building.

→この建物の前には、かつて大きな木があった。
※used to do ~:かつて~したものだ(過去の習慣)
※used toは動作だけでなく状態も表すことができる。また、副詞を伴わなくてもよい。

㉒The door wouldn’t open.

→ドアがどうしても開かなかった。
※強い意志(どうしても~する)のwillの過去形

㉓Shall I call a taxi for you?

→タクシーを呼びましょうか。
※shall I ~?:~しましょうか。(申し出)

㉔Shall we go out?

→外に出ましょう。
※Shall we ~?:~しましょう。(提案)

㉕You shall have this coin.

→このコインをあげよう。
※≒I will give you this coin.
※「私があげるから、あなたはこのコインを持つことになるでしょう」という意味を表している。
※この意味でのshallは文語的で、運命的・強制的なニュアンスを含むので対等以上の間で使わないほうがよい。

㉖He shall go there.

→彼にそこに行かせましょう。
※≒I will have(make) him go there.
※「私がそうさせるから、彼はそこに行くことになるでしょう」という意味を表している。
※この意味でのshallは文語的で、運命的・強制的なニュアンスを含むので対等以上の間で使わないほうがよい。

㉗You ought not to give up.

→君はあきらめるべきではない。
※ought to = should:~するべき・~のはずだ

㉘You should be hungry.

→おなかがすいているはずだ。
※ought to = should:~するべき・~はずだ

㉙You should have done your best.

→君は最善を尽くすべきだったのに(していない)。
※should have p.p.:~するべきだったのに(していない)、~はずだった

㉚He ought to have passed the examination easily.

→彼は簡単に試験に受かるはずだったのに。
※ought to / shouldの推量の意味(~はずだ)の過去の意味。

㉛It is surprising that he should know so much about biology.

→彼が生物学についてそんなによく知っているとは驚きだ。
※主観的判断や感情(surprisingなど)の理由のthat節の中ではshouldを使う。
※感情を強調しないのであれば、It is surprising that he knows so much about biology.とshouldを使わずに表現する(直説法という)。

㉜I suggested that the meeting should be postponed.

→私はミーティングを延期するように提案した。
※require, suggest, insist, order などの目的語のthat節の中ではshouldを使う。
※I suggested that the meeting be postponed.とすることもある。that節の動詞が原形であることに注意。このような文法のことを仮定法現在という。

㉝If he should come here, please call me.

→万一彼がここに来たら、私に電話してください。
※仮定法未来の構文。

㉞You didn’t need to quit your job.

→君は仕事をやめる必要がなかった。
※実際にやめたかどうかは不明。

㉟You need not have quit your job.

→君は仕事をやめる必要がなかったのに(やめた)
※実際にやめた。

㊱Dare you say that to her?

→それを彼女に言う勇気がありますか。
※dare:~する勇気がある
※dareは否定文か疑問文で使うのが普通。

㊲He did come here.

→彼は本当にここに来た。
※強調のdo
※do / does / didを主語と時制によって使い分ける。


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☆解説授業はこちら→【推量の意味を持つ助動詞(can, wll, may, should, must)の解説】過去形は「過去の推量」ではなく「弱い推量」となります!「過去の推量」の表し方、can’t, should have p.p.についても解説しています。


~参考~

助動詞(英文法)の解説・授業・確認テスト一覧

英文法の解説動画・授業動画一覧

英文法確認テスト一覧

覚えるべきイディオム一覧(助動詞、受動態、不定詞、分詞、動名詞、関係詞、比較、否定、群前置詞、動詞、名詞、形容詞、副詞)

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