(1)例題
以下の分子またはイオンの共有電子対の数を答えよ。
①H2O、②OH-、③NH3、④NH4+、⑤HCl、⑥Cl2
(2016年センター試験本試化学基礎第1問問2bより)
(2)例題の答案
それぞれの電子式をかく。
①2個、②1個、③3個、④4個、⑤1個、⑥1個
(3)解法のポイント
共有電子対とは、共有結合に使われている電子対のことです。
アンモニウムイオンは、アンモニアに水素イオンが配位結合してできたものですが、もともとあったNとHの3つの共有結合と、後からできたNとHの配位結合は、結合後は区別ができなくなる、ということも覚えておきましょう。
(4)参考
☆化学の解説動画・授業動画一覧(化学基礎・理論化学・無機化学・有機化学・高分子化合物)