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高分子化合物(天然高分子化合物、合成高分子化合物)に関する現象や技術(問題)

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高分子化合物(天然高分子化合物、合成高分子化合物)知識一覧


①高分子化合物は、明確な融点を示さず、ある温度で柔らかくなり変形し始める(軟化点という)。では、なぜ明確な融点を示さないのか。

②立体網目構造をもつ高分子化合物は、どのような溶媒に溶けるか。

③高分子化合物が溶解すると、どのような溶液になるか。

④多くの果実をはじめ動物の血液中にも広く存在し、生体内ではエネルギー源として重要な役割を果たしている糖は何か。

⑤天然の糖類の中で最も甘味が強い糖は何か。

⑥六炭糖の単糖類にチマーゼとよばれる酵素群を加えると何が生成するか。

⑦デンプン水溶液に麦芽を加えてできる水あめや、デンプン水溶液(おかゆ)にコウジカビを加えてできる甘酒の甘味はマルトースによるものである。では、麦芽やコウジカビには何が多く含まれているか。

⑧サトウキビの茎やテンサイの根に多く含まれる二糖類は何か。

⑨スクロースをスクラーゼ(インベルターゼ)で加水分解すると何が生成するか。

⑩花の蜜は純粋なショ糖であるが、蜂蜜は転化糖である。では、ミツバチのだ液には何が含まれているか。

⑪ショ糖と蜂蜜のどちらが人体に吸収されやすいか。

⑫還元性を示し、加水分解をするとグルコースのみ生じる二糖類で、自然界では松葉に含まれているものは?

⑬還元性を示さない二糖類で、干シイタケや砂漠の植物などに含まれているものは?

⑭デンプンを温水につけておくとどうなるか。

⑮植物の細胞壁の主成分で、植物体の30~50%を占めている多糖類は何か。

⑯パルプや紙の主成分は何か。

⑰セルロースは水(熱水含む)には溶けない。その理由を2つ述べよ。

⑱草食動物やシロアリはセルロースを栄養分とすることができる。それはなぜか。

⑲動物の肝臓や筋肉中に含まれ、加水分解されてグルコースを生じるものは何か。

⑳血液中のグルコース濃度は一定濃度に保たれている。では、余分なグルコースはどうなっているのか。

㉑天然繊維を化学的に処理して溶解したのち、もとの繊維状に作り直した繊維を何と言うか。

㉒セルロース系の再生繊維は何と呼ばれるか。

㉓セルロース中のOH基がすべて硝酸でエステル化されたものを何と言うか。また、その主な用途は?

㉔セルロースの硝酸によるエステル化の度合いを低くしたものは脆綿薬(爆発性なし)と呼ばれ、ある合成樹脂の原料となる。この合成樹脂は何か。

㉕ジアセチルセルロースのアセトン溶液を細孔から押し出し、アセトンを蒸発させると得られる繊維を何と言うか。

㉖アセテート繊維の原料は、トリアセチルセルロースではなく、ジアセチルセルロースである。では、なぜトリアセチルセルロースではないのか。

㉗シュワイツァー試薬(水酸化銅(Ⅱ)を濃アンモニア水に溶かしたもの)に、セルロースを溶かして得られる再生繊維を何と言うか。

㉘セルロースキサントゲン酸ナトリウムを希水酸化ナトリウム水溶液に溶かすとできる、赤褐色透明のコロイド溶液を何と言うか。

㉙ビスコースを細長いすき間から凝固液の中へ押し出すことで得られるものは?

㉚必須アミノ酸(ヒトの体内では合成できず、食物として摂取することが必要なアミノ酸)を3つ挙げよ。

㉛植物や細菌類の必須アミノ酸を答えよ。

㉜「味の素」の主成分は?

㉝人工的にグルタミン酸を合成すると、D-グルタミン酸とL-グルタミン酸の等量混合物(ラセミ体)が得られる。化学調味料に用いるためには、このあとどうするか。

㉞同じ種類のタンパク質では、構成するアミノ酸の数や種類だけでなく、その配列順序(一次構造)も決まっている。それはなぜか。

㉟タンパク質の二次構造を作るのは、ペプチド結合どうしのどのような結びつきによるものか。

㊱ポリペプチドの同一分子内で多くの水素結合が形成されると、どのような二次構造となるか。

㊲平行に並んだポリペプチド鎖間で水素結合が形成されると、どのような二次構造となるか。

㊳αーヘリックス構造をとったポリペプチド鎖は、さらに折りたたまれて球状の三次構造となる。では、この三次構造において外側は親水基か疎水基か。

㊴ヘモグロビンはタンパク質の何次構造となっているか。

㊵球状タンパク質と繊維状タンパク質のどちらが水に溶けやすいか。

㊶生命活動の維持を担うタンパク質は、球状タンパク質と繊維状タンパク質のどちらが多いか。

㊷動物の筋肉などをつくるタンパク質は、球状タンパク質と繊維状タンパク質のどちらが多いか。

㊸球状タンパク質は水に溶けるとコロイド溶液(分子コロイドの溶液)となる。では、このタンパク質を沈殿させるにはどうすればよいか。

㊹タンパク質が変性すると、元に戻すのは困難になる。それはなぜか。

㊺熱や酸・塩基によるタンパク質の変性は、主に何が切れる現象か。

㊻植物性繊維は、酸と塩基のどちらに強いか。

㊼動物性繊維は、酸と塩基のどちらに強いか。

㊽インベルターゼはマルトースの加水分解をするか。

㊾ヒトがもつ酵素を60~70℃にした後、体温に戻すと、その働きはどうなるか。

㊿ヒトがもつ酵素を0℃にした後、体温に戻すと、その働きはどうなるか。

51 胃液中に含まれるペプシンと、すい液中に含まれるトリプシンの最適pHはそれぞれいくつか。

52 デンプンが体内で消化される過程を、関係する酵素に言及しながら述べよ。

53 タンパク質の消化にはたらく、胃液に含まれる酵素と、すい液に含まれる酵素を答えよ。

54 米や麦の主成分はデンプンであるが、それを酒にするには、2段階の操作が必要である。それぞれどのような操作か。

55 油脂は植物の種子中に多く含まれる。それはなぜか。

56 油脂は恒温動物の皮下脂肪に多く含まれる。それはなぜか。

57 油脂は内臓の周囲に多く含まれる。それはなぜか。

58 ろうは何と何のエステルか。

59 油脂とろうのどちらが酸素や光に対して安定か。

60 細胞膜を含む細胞内に存在するすべての膜(生体膜)の不溶な構成成分は何か?

61 生体膜の状態は何か。

62 コレステロール(ステロイドという脂質の一種)は加水分解されるか。

63 植物の花弁や果実などに多く含まれる色素の総称であるカロテノイドという脂質は加水分解されるか。

64 ナイロンは強い丈夫な繊維であるが、それは何よるものか。

65 ナイロンと構造が似ている天然繊維は何か。

66 ポリエステルは、吸湿性が非常に小さく、洗った後の乾きが速く、型くずれしない。それはなぜか。

67 PETボトルのPETは何の略か。

68 ポリビニルアルコールのコロイド溶液を、硫酸ナトリウム水溶液に押し出すとどうなるか。

69 ポリビニルアルコールをホルムアルデヒドでアセタール化すると、水に溶けなくなる。それはなぜか。

70 ビニロンでは、ポリビニルアルコールのOH基の30~40%だけをアセタール化するにとどめてある。それはなぜか。

71 ビニロンは、引っぱっても分子と分子がずれにくい。それはなぜか。

72 ビニロンと性質が似ている天然繊維は?

73 アクリル繊維と風合いが似ている天然繊維は?

74 ポリウレタンの特徴は?

75 熱可塑性樹脂を有機溶媒に加えて溶かしたものは何に用いられるか。

76 熱硬化性樹脂は、なぜ加熱しても軟化しないのか。

77 熱硬化性樹脂は、通常の状態でどのような溶媒に溶けるか。

78 光分解性プラスチックを地中に埋めるとどうなるか。

79 低密度ポリエチレンは何に用いられるか。

80 高密度ポリエチレンは何に用いられるか。

81 ポリ塩化ビニルを燃焼すると何が発生するか。

82 ポリ塩化ビニルは常温では非常に硬いプラスチックである。それはなぜか。

83 軟質ポリ塩化ビニルは何に用いられるか。

84 硬質ポリ塩化ビニルは何に用いられるか。

85 ポリ酢酸ビニルは何に用いられるか。

86 ポリメタクリル酸メチルは何に用いられるか。

87 フェノール樹脂(ベークライト)は何に用いられるか。

88 メラミン樹脂は何に用いられるか。

89 フェノール樹脂やメラミン樹脂に強度・耐久性などにおいて及ばないが、安価で美しく着色できるので日用品に広く用いられている合成樹脂は?

90 生ゴムまたは天然ゴムの原料である樹液を何と言うか。

91 天然ゴムの弾性や強度や耐久性を向上させるために行う操作を何と言うか。

92 クロロプレンゴム(CR)は何に用いられるか。

93 ブタジエンゴム(BR)は何に用いられるか。

94 スチレンーブタジエンゴム(SBR)は何に用いられるか。

95 スチレンーブタジエンゴム(SBR)はなぜ強度が大きいのか。

96 アクリロニトリルーブタジエンゴム(NBR)は何に用いられるか。

97 アクリロニトリルーブタジエンゴム(NBR)はなぜ耐油性が大きいのか。

98 シリコーンゴムは長時間空気にさらされても酸化されにくい。それは、あるものを持たないからであるが、何を持たないからか。

99 陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂を混合して円筒に詰め、上部から水道水を少しずつ流し込むと、下部から何が得られるか。

100 アクリル酸ナトリウムを共重合させて高吸水性高分子を得ることができるが、側鎖にはーCOONaをもつ。では、この高吸水性高分子に水を与えるとどうなるか。ーCOOとNa+のそれぞれのイオンに着目して答えよ。

101 感光性高分子は、光を当てた部分は溶媒に対して不溶化する。この特徴を生かして、どのようなことに用いられているか。

102 一般に高分子化合物は何が大きいほど、生分解されやすくなることが確認されているか。

103 体内で二酸化炭素と水に分解される高分子を生体吸収性高分子というが、これはどのようなものに使われているか。


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