(1)意識を変えて、行動を変える
これが理想です。
- まずは目標(やらなければならないことや、やってはいけないこと)をなるべく具体的に定める。
- 1の達成はなぜ必要なのか考える。
- 1の達成のために必要な行動をなるべく具体的に考える。
- 1の達成を妨げる行動を挙げる。
- 4をなぜしてしまうのか、考える。
- 4をしないためにどうすればよいか考える。
このように自己分析をします。これで、何が問題か、何をすればよいか、が明らかになるので、あとはそれを実行するだけです。
(2)行動を変えて、少しずつ意識を変えていく
(1)で何をすればよいかが分かっても、なかなか実行に移すことができない、というのが問題となることが多いと思います。
その場合は、少しずつ行動を変えていくようにします。
(1)で分析したことをもとに、目標達成のために必要な行動をなるべく細かく具体的に書き出してみます。
そして、その中からできそうなものから、少しずつ実行します。
途中で失敗しても、めげずに何度も行動のリストを見ながら、少しずつ行動していきます。
そして、ルーティン化や習慣化されると、いつの間にか意識も変わっていきます。
※「意識を変えると行動が変わる」のは当然ですが、「行動を変えると意識も変わる」のです。つまり、ある行動を繰り返し行うことで、「その行動をする意識(性格)を持った人」になっていくのです。
※まずは、「とりあえずやってみる」ということが重要です。失敗しても上手くいかなくても、その失敗は、次の改善に利用できます。やってみなければ、失敗することもできません。試行錯誤もせず、変化もせず、そのままズルズルと最後までいってしまい、結局、最終的に大学受験に失敗してしまう、これこそ最悪のケースです。そして、これはよくあるケースなのです。
(3)行動を変えるためのシステムやルールに属す
(1)や(2)の方法で自分を変えることができない、あるいは、そもそも時間がない場合は、最終手段として、自分の行動を規制するシステムやルールに属するようにします。
そもそも学校や塾は、そのための組織です。
※参考:理想的な学習の場の条件
例えば、学校は、決まった時間に登校させ、決まった時間勉強をさせるシステムを持った組織なのです。このシステムに属せば、規則正しい生活と勉強量の確保ができる、というわけです。
そして、それを繰り返していけば、規則正しい生活と努力ができる精神力を鍛えることができる効果があるのです。
つまり、強制的に行動を変えることで、意識も変えていく、というわけです。
自分が属しようと思うシステムやルールが、「どの程度強制するのか、罰則はあるのか」といった点を、自分の精神性とを照らし合わせて、属す組織を決めるとよいでしょう。
※ただし、(3)はやはり最終手段です。なるべくなら(1)か(2)のように自分で主体的に自己改革できる強さを身につけていきたいです。
~参考~
☆【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!
☆解説動画・授業動画一覧(英語・数学・国語・理科・社会・小論文・勉強法)
大学受験で成功するための精神力
①ごまかすのをやめよう! やっていないのに「やった」と言わない、できていないのに「できた」と言わない。
②結局、我慢強さが受験勉強において重要になります。結局、「あきらめずに最後までやり抜くこと」が重要なのです。
⑤努力をすること自体に価値がある(努力をすることに意味がある理由)
⑥柔軟に考えることを心がけましょう! 柔軟な思考が大学受験で成功するために重要です。
大学受験で成功するためにやるべきこと一覧
(4)学習計画の王道
(5)勉強法の王道