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第二次世界大戦後の国際通貨制度の歴史(倫理・政経)(問題と答え)

☆問題のみはこちら→第二次世界大戦後の国際通貨制度の歴史(倫理・政経)(問題)

①1944年のブレトン=ウッズ会議において、戦前の何が戦争の原因の一つであることを反省したか。

→ブロック経済

②ブレトン=ウッズ協定において誕生した2つの機関を答えよ。

→IMF(国際通貨基金)、IBRD(国際復興開発銀行)

③IMFは何を目的とした機関か。

→為替相場の安定

④IBRDは何を行う機関か。

→戦後復興のため長期の融資を行う機関

⑤第二次世界大戦直後の国際通貨制度はどのようなものが採用されたか。

→米ドルを基軸通貨(キーカレンシー)とし、ドルは金との交換が前提となっている金・ドル本位の固定為替相場制。

⑥ケインズが指摘していた、一国の通貨を基軸通貨とすると、基軸通貨国の国際収支が黒字であれば他国が基軸通貨不足になり、基軸通貨の国際収支が赤字であれば基軸通貨に対する信頼が低下する問題を何と言うか。

→国際流動性ディレンマ

⑦国際流動性を改善するため、1970年から第二の国際通貨として流通するようになったものは?

→SDR(特別引き出し権)

⑧ドル危機の原因は?

→日本や欧州の輸出が伸びて、円やマルクなどの需要が高まる中、1ドル=360円水準を維持するのが困難になり、ドルの切り下げが起こるのではないかという不安が広まったこと。

⑨ドル=ショックの原因は?

→1971年にニクソン米大統領が金とドルの交換停止を宣言したこと。

⑩1971年の12月に行われたドル切り下げ合意を何と言うか。

→スミソニアン合意

⑪1976年にIMF協定を改定し、変動相場制を正式に認めた合意は?

→キングストン合意

⑫購買力平価とは何か。

→物価水準の国際的な差(内外価格差)から決まる理論上の為替相場。
※日本で150円で買えるものがアメリカでは1ドルで買える場合、購買力平価は1ドル=150円となる。


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~参考~

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