柔軟な思考を持つことは、問題を解くときに重要になることは当然です。しかし、それだけでなく、大学受験を最後まで戦い抜くためにも、柔軟な思考が必要になります。
「柔軟な思考とはどのようなものか?」「柔軟に考えるために何をすればいいのか?」を考えていきます。
(1)極端を避ける
極端であることは「頑固さ」につながり、柔軟とは真逆の思考になってしまいます。
- 0か100かの思考
- 二項対立
これらの考え方は極端な思考と言えます。
①0か100かの思考
これは、高校生や受験生によく見られる思考法です。
何か1つにすべてを預けてしまい、それ以外を考えることができなくなってしまう状態です。
例えば、部活が忙しくて勉強時間が全くとれない生徒がいたとします。そういった生徒は、「高校生活をすべて部活に捧げるか、部活をやめて勉強をするか」の二択を考えがちです。
しかし、果たして本当に「やる」か「やらないか」の二択だけなのでしょうか?
確かに、主体的に活動できない部活であるのなら、やめてしまってもいいと思います(参考:部活は主体的に取り組まなければ教育的効果はない)。しかし、主体的に取り組めるような活動であるのなら、「部活の回数や時間を減らす」という選択肢があってもいいはずです。
「部活を自分の都合で休むことなんてできない」「他のメンバーに迷惑をかけることはできない」などのように考えるかもしれませんが、それは思い込みです。
部活は自分の都合で休んでもいいですし、自分の参加したいときに参加するというスタイルでも問題ありません。もしそれを許容できない、あるいは、そういった調整に応じない部活であるのなら、それは、あなたが主体的に参加できるコミュニティではありません。
自分の学習状況、自分の将来、自分の夢、そして、部活に参加することの自分にとっての意義、こういったものをすり合わせて、部活への参加スタイルを、自分で構築していくべきです。
また、他のメンバーに迷惑をかけてもいいのです。
ただし、そのための調整は必要です。つまり、部活への参加頻度が下がることで迷惑がかかる場合があるのなら、「その代わり」の何かをすればいいのです。
参加するときは準備や片付けなどの雑務を積極的に引き受ける、他の人よりも積極的に活動に参加する、あるいは、勉強を教えてあげる、など「その代わり」としてできることはたくさんあります。
このように、人間関係なども上手く調整していくべきです。
以上のように、柔軟に考え、様々な選択肢の中からベストだと思うものを組み合わせていくことが重要です。
(2)盲目的に従わない
ただ今調整中。
(3)批判的な視点を持つ
ただ今調整中。
~参考~
☆【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!
☆解説動画・授業動画一覧(英語・数学・国語・理科・社会・小論文・勉強法)
大学受験で成功するための精神力
①ごまかすのをやめよう! やっていないのに「やった」と言わない、できていないのに「できた」と言わない。
②結局、我慢強さが受験勉強において重要になります。結局、「あきらめずに最後までやり抜くこと」が重要なのです。
⑤努力をすること自体に価値がある(努力をすることに意味がある理由)
⑥柔軟に考えることを心がけましょう! 柔軟な思考が大学受験で成功するために重要です。
大学受験で成功するためにやるべきこと一覧
(4)学習計画の王道
(5)勉強法の王道
(6)思考力