☆問題のみはこちら→実存主義（倫理・政経）（問題）
①本質と対比されて表される、現実存在や真実存在を意味する言葉は何か。
→実存（existence）
②キルケゴールやニーチェに代表される、平均的・画一的な生き方から主体性を回復させることを目指す考え方を何というか。
→実存主義
③神の前に単独者として立つ宗教的実存において、人は主体的真理を見いだし、本来の自己を取り戻せると主張した人物は誰か。
→キルケゴール
④限界状況で挫折を知る際、超越者の存在を感じて実存に目覚めると主張したのは誰か。
→ヤスパース
⑤キリスト教的な価値観、道徳を否定し、力への意志をもって新しい価値をつくる超人をめざすべきと主張したのは誰か。
→ニーチェ
⑥死から目を背けず、自己の有限性を直視しながら実存を追求すべきと主張したのは誰か。
→ハイデガー
⑦人間は自由な存在だが、その自由に伴う責任を自覚して行動することで真の実存が確立されると主張したのは誰か。
→サルトル
⑧キルケゴールやヤスパースに代表される、神の存在を認め、神と人間の関わり合いから実存について唱える思想を何というか。
→有心論的実存主義
⑨キルケゴールの作品名にもなっている、倫理的実存や美的実存の絶望的な状況を何というか。
→死に至る病
⑩ヤスパースが唱えた、人間の力や技術ではどうしようもない壁に当たったような状況を何というか。
→限界状況
⑪限界状況にあることを、普段人間はどのようにして対処しているか。
→気晴らしにふける
⑫人間が限界状況に立たされ、自己の有限星を知ったときに出会うとされる、主観と客観を併せ持つ超越的な存在を何というか。
→包括者
⑬本来的な自己にいたるために必要な他者との関わりを何というか。
→実存的交わり
⑭ニーチェやサルトルに代表される、人間を超越した存在に影響を受けず、人間独自の存在を重視して生きることを説いた思想を何というか。
→無神論的実存主義
⑮ニーチェの思想を表す有名な言葉「◯は死んだ」を答えよ。
→神
⑯ニーチェの思想に代表される、神によって与えられたとされる人間の存在意義、価値、目的等を否定し、本質的な価値がないと主張する、日本語では虚無主義と呼ばれる思想は何か。
→ニヒリズム
⑰世界は何かの目標のために動くのではなく、現在と同じような世界を何度も繰り返すという世界観を何というか。
→永劫回帰
⑱キルケゴールが唱え、ニーチェがキリスト教を批判する要因にもなった、弱者が強者に対して抱く、恨みや妬みなどのマイナスな感情を何というか。
→ルサンチマン
⑲ニーチェによって提唱された、ニヒリズムを肯定的に捉え、この世のあるがままの運命を受け入れ、そしてそれを愛そうという思想を何というか。
→運命愛
⑳ニーチェが唱えた、ニヒリズムによって既存の価値から離れた自由な意思をもち、世界のありのままを受け入れつつも、ここに存在する生を肯定していく情熱的な意思をもった存在のことを何というか。
→超人
㉑ハイデガーが提唱した、自己を人間として存在していると自覚する存在を何というか。
→現存在
㉒現存在は、世界と対立して外側にあるのではなく、つねに世界と一体であり、内に存在しているという概念をなんというか。
→世界内存在
㉓ハイデガーが唱えた、自己の存在および死を自覚せずに紛らわしながら日々を過ごしている、本来の人間らしくなく没個性だとした存在を何というか。
→ダス・マン
㉔サルトルの思想を端的に表す有名な言葉「〇は◯に先立つ」を答えよ。
→実存, 本質
㉕サルトルが提唱した、私たちの本質を決定する要因になる、私たちが投げ込まれたこの世界に対する関わりのことを何というか。
→アンガジュマン
㉖「神は死んだ」という言葉も有名な、ニーチェの代表的な著作『◯はこう語った』を答えよ。
→ツァラトゥストラ
㉗現存在や、世界内存在などに言及したハイデガーの著作『〇〇と〇〇』を答えよ。
→存在と時間
㉘サルトルと契約結婚をしていた、『第二の性』を著した人物は誰か。
→ボーヴォワール
㉙サルトルは、「人間が自由であることは、同時に人間が自分の生き方に責任を持っている」と述べた。この責任の重さをサルトルは何と表現したか。
→自由の刑
㉚サルトルが、内縁の妻ボーヴォワールと共に創刊した政治・文学誌名は何か。
→現代
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～参考～
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