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円と直線の位置関係

(1)問題概要

円と直線の交点の数を求めたり、交わるときの条件を求める問題。

(2)ポイント

円と直線の位置関係を考えるときは、2通りの考え方があります。

①直線の方程式をy=~~またはx=~~の形にして円の方程式に代入→代入した後の二次方程式の判別式を考える

②中心と直線の距離と半径の関係を考える

この2通りです。

①において、

円の方程式と直線の方程式を連立すると交点の座標が求められます。

つまり、代入した後にできる二次方程式は、交点の座標を解に持つ方程式となります。

それゆえ、

D>0⇔方程式の解が2つ⇔交点の座標が2つ⇔交点が2つ

D=0⇔方程式の解が1つ⇔交点の座標が1つ⇔交点が1つ(接する)

D<0⇔方程式の解がない⇔交点の座標がない⇔交点はない(交わらない)

となります。

また、②に関して、

半径をr、中心と半径の距離をdとすると、

d<r ⇔ 2点で交わる

d=r ⇔ 接する

d>r ⇔ 交わらない

となります。

※どちらでもできるが、②の方が計算がラクになることが多い。①は円と直線だけでなく、どのような図形の交点でも使える。

3)必要な知識

(4)理解すべきコア

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