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ふたまた試験管の使い方と気体の捕集法

(1)例題

炭酸カルシウムと希塩酸をふたまた試験管中で反応させ、気体を発生させる。この実験を行うとき、下図に示すふたまた試験管の使い方{ア・イ}のどちらが正しいか答えよ。また、発生した気体を答えよ。さらに、その気体の捕集方法を答えよ。

(2016年センター試験本試化学基礎第1問問6より)

(2)例題の答案

ふたまた試験管は、くびれのある方に固体を入れ、他方に液体を入れるので、イ

この実験での反応は以下の通りである。
CaCO3 + 2HCl → CaCl2 + H2O + CO2

よって発生する気体は、二酸化炭素。

また、二酸化炭素は空気より重く、水に少し溶けるので下方置換で捕集する。

(3)解法のポイント

ふたまた試験管の使い方は知っておきましょう。

また、炭酸カルシウムに希塩酸を加えると、二酸化炭素が発生することは知っておきましょう。

(4)参考

化学変化と化学反応式の勉強法

理論化学(化学基礎)の勉強法

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化学計算の王道(化学基礎)

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