学習に関してごまかすのをやめましょう。やっていないのに「やった」と言ったり、できていないのに「できた」と言ってはいけません。
生徒の中には、やっていないのに「やった」と言ったり、できていないのに「できた」と言ったりして、ごまかしてしまう人が多くいます。
「どんなときでも嘘をつくな」とは言いません。嘘を全くつかない人なんていないと思います。
しかし、せめて学習に関することだけは、ごまかさないでください。
学習に関することで、やっていないのに「やった」と言ったり、できていないのに「できた」と言ったりして、ごまかしてしまうと、自分が困ることになるのです。
(1)ごまかすと自分が困る
やっていないのに「やった」と言ったり、できていないのに「できた」と言ったりして、ごまかしてしまうと、先生など周りの大人が適切な対応ができなくなってしまいます。
基本的に、先生は生徒の「やった」「できた」という言葉を信じて対応をします。
実際は「やっていない」「できていない」のに、「やった」「できた」つもりで対応すると、その対応の効果は薄れるか、意味のないものになってしまいます。
そうなっては、結局困るのは生徒自身です。
(2)結局バレる
学習に関するごまかしは、結局バレます。それも、だいたいすぐにバレます。
「やったかどうか」「できているかどうか」を試す機会は多く、テストをしてみる、問題を解いているところを見る、対話をする、などで簡単に分かります。そのため、ごまかしても、すぐにバレてしまいます。
そして、バレた後が面倒くさいことになります。
生徒は怒られるか、怒られなくても周りの評価が下がります。そして、結局、「やっていないこと」「できていないこと」の穴埋めを求められます。
つまり、ごまかしたところで意味がないし、むしろマイナスしかないのです。
(3)ごまかしがごまかしを呼ぶ
ごまかしはクセになります。
上記の通り、ごまかすことはマイナスにしかならず、余計な時間や労力を使うことになります。
ごまかすことによってマイナスとなり、そのマイナスによって、またごまかし、そして、またごまかしたことによってマインスになり……
といった悪循環に陥ってしまいます。
ごまかしの悪循環に陥ってしまっている人は、すぐにごまかしグセをやめましょう。
(4)ごまかしの原因
正直、ごまかしグセのある生徒はかなり多いです。
その原因は、個人的なものもあるとは思いますが、ここまで多いとなると、教育のシステムに問題があるように思えます。
生徒がごまかしてしまう一番の原因は、「周りの大人が怒るから」だと思います。
つまり、「やらないこと」「できないこと」に親や先生が怒るので、怒られないためにごまかしてしまうのではないでしょうか。
「やっていない」「できていない」ことに怒られ、怒られないためにごまかし、ごまかしたせいでマイナスになり、また怒られ、怒られないためにごまかし、……
といった悪循環が形成されているように思われます。
親や先生など周りの大人が、「やっていない」「できていない」ということに怒るのではなく、「どうすればやるようになるのか」「どうすればできるようになるのか」を一緒に考えていくという姿勢になることがベストです。
しかし、なかなか周りの大人は変わらないので、こういった大人がいる場を探すというのが、ベターなのかもしれません。
- 参考:理想的な学習の場の条件
~参考~
☆【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!
☆解説動画・授業動画一覧(英語・数学・国語・理科・社会・小論文・勉強法)
大学受験で成功するための精神力
①ごまかすのをやめよう! やっていないのに「やった」と言わない、できていないのに「できた」と言わない。
②結局、我慢強さが受験勉強において重要になります。結局、「あきらめずに最後までやり抜くこと」が重要なのです。
⑤努力をすること自体に価値がある(努力をすることに意味がある理由)
⑥柔軟に考えることを心がけましょう! 柔軟な思考が大学受験で成功するために重要です。
大学受験で成功するためにやるべきこと一覧
(4)学習計画の王道
(5)勉強法の王道