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「夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ」の解釈

①枕詞・序詞・掛詞

・なし

②助動詞と助詞の文法的説明

・「は」は係助詞

・「ながら」は接続助詞

・「ぬる」は完了の助動詞の連体形

・「を」は順接の接続助詞

・「らむ」は現在推量の助動詞の連体形

③句切れ

・句切れなし

④現代語訳

短い夏の夜は、まだ宵のくちだと思っているうちに明けてしまったので、(こんなにも早く夜明けが来れば、月はまだ空に残っているだろうが) いったい月は雲のどの辺りに宿っているのだろうか。

⑤その他解説

・「宵」は夜に入ってすぐのころ。「夕」の後で、「夜半」の前。

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