西田幾多郎の名言一覧

個人あって経験あるにあらず、経験あって個人あるのである、個人的区別より経験が根本的である。
(『善の研究』)

我々はいつでも意識体系の中で最も有力な者、すなわち最大最深なる体系を客観的実在と信じ、これに合った場合を真理、これと衝突した場合を偽と考える。
(『善の研究』)

我が欲求を生ずるというよりはむしろ現実の動機がすなわち我である。
(『善の研究』)

物が我を動かすのでもなく、我が物を動かすのでもない。ただ一の世界、一の光景あるのみである。
(『善の研究』)

物となって見、物となって行う。
(『善の研究』)

事実上の花は決して理学者のいうような純物体的の花ではない、色や形や香りをそなえた美にして愛すべき花である。
(『善の研究』)

一なるとともに多、多なるとともに一、平等の中に差別を具し、差別の中に平等を具する。(一即多・多即一、差別即平等・平等即差別)
(『善の研究』)


参考文献

『善の研究』(西田幾多郎著, 小坂国継編, 講談社学術文庫)

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哲学者・詩人の名言一覧

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