DNA中の塩基の相補性

(1)例題

DNA中の4種類の塩基は、分子間で水素結合を形成して対となり、二重らせん構造を安定に保っている。下図はDNAの二重らせんの一部である。右側の塩基と水素結合を形成する左側の部分として最も適当なもの下の①~④から選べ。

【右側の塩基】

【左側の塩基の選択肢】

(2016年センター試験本試化学第7問問2)

(2)例題の答案

(3)解法のポイント

DNA中の塩基の相補性は、水素結合によるものです。

アデニンとチミンは、H…O、N…Hで2つの水素結合を形成するため対となり、

グアニンとシトシンは、H…O、N…H、O…Hで3つの水素結合を形成するため対となります。

ちなみに、①アデニン、②シトシン、③グアニン、④チミンとなります。

~参考~

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