【質問パターン】
- テストや模試を受けた後はどのように復習すればいいですか?
- テスト直しの宿題はどうすればいいですか?
【回答】
まずやるべきことが2つあります。
①復習する問題の選別
②なぜできなかったかの分析
①復習する問題の選別
間違えた問題がそこまで多くない場合は、間違えた問題全てを復習すればいいのですが、おそらくかなりたくさん問題を間違えている場合が多いと思います。
そのため、全てを復習していたら時間がいくらあっても足らず、学習効率も悪いため身につきもしません。
そこで復習する問題を選別します。
- 基本的な問題なのにできなかった
- 解ける予定でいたのに解けなかった
- しっかり学習した単元なのにできなかった
こういった問題をピックアップして、重点的に復習します。
②なぜできなかったかの分析
復習する問題の選別ができたら、次になぜできなかったかの分析をします。
- 知識(単語・公式など)が足りないのか
- 演習が足りないのか
- 考え方が間違っていたのか
などの分析ができるでしょう。あとは分析したことを復習すればOKです。
知識を調べてまとめたり、問題集などで類題を解いたりしましょう。
宿題の場合
テスト直しを宿題として出される場合も多いと思います。このとき注意しないといけないのが、
「宿題を提出すること」自体を目的としてはいけない
ということです。
提出すること自体を目的とした宿題は、いくらやっても学力の向上にはつながりません。結局のところ「先生の怒られないため」にやっているだけなので、先生の評価は上がっても、学力は上がりません。
今回で言えば、「模試でできなかった問題を、次の模試や試験までにできるようになること」を目的としましょう。
そして、その目的達成のための手段として、模試の解き直しや宿題があると考えるようにしましょう。