自分が理解できているかのチェックの方法をまとめます。
(1)自分でできているのかのチェック
まずは、自分でできているかのチェックをしましょう。
具体的には、問題を解いてみる、長文を読んでみる、答案を書いてみるといったことをやってみましょう。
そして、どこで間違えたのか、どこで詰まったのか、どこで時間がかかったのかをチェックします。
これが、第一歩となります。
当たり前のことですが、意外とこれをちゃんとやらない人がいます。実際に自分でやってみない限り、「自分はできているのか、できていないのか」を知ることはできません。まずは、自分でやってみましょう。
また、類題を解いてみるということも試してみたいです。
類題を解いてみて、できないところがあるということは、やはり理解していないところがある、ということになります。
※理解できていない部分を見つけたら調べましょう→自分で調べてみよう。気になることはとにかく調べよう。
※理解できていない部分を見つけたら質問しましょう→自発的に質問しよう!
※先生などに添削を依頼するときには、注意すべきことがあります→添削を依頼するときの注意点
(2)「自分でできるようになるため」という目的の徹底
(1)で、できていないところをあぶり出したら、次は「なぜ」と「なに」の追求になります。(詳しくはこちら→「なぜ」と「なに」をとことん調べよう)
この「なぜ」と「なに」の追求を行うためには、「自分でできるようになるため」という目的を徹底しないといけません。
「なぜ自分でできなかったのか」「自分でできるようになるためには何をすればよいのか」
この2つを徹底的に追求します。
これでも上手く「なぜ」と「なに」が見つからない場合は、
「次にこの問題を解いたときに確実に解くことができるのか」「この問題がテストで出たときに満点を取れるのか」
を自分に問いかけてみてください。おそらく、その答えはなかなかYesにはならないと思います。そのとき、
「では、どうすれば、この問題を確実に解くことができるようになるのか」「では、どうすれば、テストで満点を取れるのか」
を考えると、「なぜ」と「なに」の追求ができるようになります。
※理解できていない部分を見つけたら調べましょう→自分で調べてみよう。気になることはとにかく調べよう。
※理解できていない部分を見つけたら質問しましょう→自発的に質問しよう!
(3)「理解した」の基準を「言葉で説明できるか」にする
言葉で説明できるようになれば、理解したとみなすことができます。逆に、言葉で説明できないのであれば、それは理解できていないということになります。
「なぜそうなるのか」「それは何なのか」
を明確に、分かりやすく説明できるかを試してみてください。
人に実際に説明してみるのが最もよいです。もし対話できる人がいなければ、自分に対して説明してみましょう。
おそらく、上手く説明できない部分があったり、言葉が出てこなかったりします。
そして、その部分が「理解していない部分」ということになります。
※言葉で説明できるか試すために対話をしましょう→知的な対話の中で学ぶ
※理解できていない部分を見つけたら調べましょう→自分で調べてみよう。気になることはとにかく調べよう。
※理解できていない部分を見つけたら質問しましょう→自発的に質問しよう!
~参考~
☆【大学受験で成功するための100か条】大学受験で成功するためにやらなければいけないことを100個にまとめました!
☆解説動画・授業動画一覧(英語・数学・国語・理科・社会・小論文・勉強法)
勉強法の基本
①学んだこと、分析したこと、調べたことなどは全て、復習できる形に残す。
③周回をする問題集などには、△や×に相当するマークをつける。
・自分が理解できているかチェックしよう! 自分が理解していない場所を発見しよう!
・紙の辞書と電子辞書(スマホ)のどちらを使うべきか。それぞれのメリットとデメリットについても解説します!
大学受験で成功するためにやるべきこと一覧
(4)学習計画の王道
(5)勉強法の王道