1次不定方程式の応用

(1)問題概要

「〇で割ると●余り、□で割ると■余り、△で割ると▲余るような自然数nを求めよ」といった問題。

(2)ポイント

①まず、余りによる分類の考え方で

n=〇x+●=□y+■=△z+▲

とします。

参考:余りによる分類

すると、〇x+●=□y+■と□y+■=△z+▲の2つの1次不定方程式ができます。

②次に、〇x+●=□y+■を解き、yの解をkを使って表します。

③②を□y+■=△z+▲に代入すると、kとzの1次不定方程式となるので、これを解き、zの解をℓを使って表します。

④最後に、③で求めたzをn=△z+▲に代入すると、nが求められます。

参考:1次不定方程式

(3)必要な知識

(4)理解すべきコア