疑問を見つけることから学びは始まります。疑問は主に「それは何なのか?」と「なぜそうなるのか?」の2つに分類できますが、今回は、「なに(定義)」の疑問の見つけ方をまとめます。
(1)「なに」の例
以下に「なに」の疑問の例を挙げます。授業中、教科書・参考書の中、自学中などで以下の疑問をなるべくたくさん見つけてみましょう。
①英語
単語の意味
発音の仕方
文法用語の意味
言葉(日本語)の意味
②数学
言葉の意味
記号の意味
公式の意味
③国語
言葉の意味
漢字の意味
漢字の読み方
④社会
言葉の意味
漢字の意味
漢字の読み方
⑤理科
言葉の意味
文字が表すもの
公式の意味
(2)日常の中で「なに」を見つける
日常の中にも「なに」の疑問はあふれているはずです。そういったものも学びのタネになります。
①本、テレビ、ネットなどの中で見つけた分からない言葉をチェック
②会話や動画などの中で聞いた言葉で、意味が分からなかったもの・聞き取れなかったものをチェック
③街中の看板や表示など(英語の表記も多い)で、分からない言葉をチェック
(3)「なに」を見つけることの意味
「なに」という疑問は、おそらく人間が産まれて最初に持つ疑問です。産まれた瞬間、周りの全ては未知であり、「なに」であふれています。
そこから少しずつ「なに」を知ることで、世界が見えてきます。つまり、人は「なに」を知ることで自分の世界を作っているのです。
それは言い換えると、「なに」を知らないと、その部分は見えない、つまり、その人の世界には存在しないことになるのです。
このようにして、「なに」を知っている人と知っていない人で世界に対する認識に差ができ、それがそのまま学力などの知的能力の差につながってしまうのです。
【大学受験で成功するためにやるべきこと一覧】
(4)学習計画の王道
(5)勉強法の王道
(7)思考力