①日本とASEAN諸国は二国間の経済連携協定(EPA)や投資協定を締結している。また、2008年には日本とASEANとの間で日本ASEAN包括的経済連携(AJCEP)協定が発行され、貿易、投資の更なる活性化が期待されている。
②日本のASEAN諸国との貿易額(輸出額+輸入額)は、25兆円以上(2018年)にものぼり、貿易総額の約15%を占めている。一方、ASEAN諸国にとっても日本は中国、EU、米国に次ぐ貿易相手国で、貿易総額の約8%(2018年)を占めている。
③日本とASEAN諸国との人の行き来は年々活発になってきており、2018年には年間500万人の日本人がASEAN諸国を訪れた。ASEAN諸国から日本へは、2018年は年間約340万人(10年前の5倍)もの人が訪れている。また、ASEAN諸国からの留学生も増えている。